カテゴリー「岐阜の街-モレラ岐阜」の21件の記事

2007/07/09

大型SC戦争白熱-岐阜西濃地区

岐阜・西濃地域は全国的に見ても巨大な郊外型ショッピングセンターが集中している地域だが、今月下旬にはさらに各務原に県内最大級のイオンのSCがオープンする。

岐阜地区のSCの郊外化は全国的に見ても早い段階で始まった。岐阜市北部の「マーサ21」がそれである。もともと駅前にあったジャスコが郊外移転した形である。今でこそ見劣りがするものの当時は相当大きなSCであった。

その後も岐阜県南部では郊外型SCが次々と増えていった。道路事情が比較的よく、車依存型の地域だったこと。斜陽化した紡績系の工場が相当数あったことから、海外移転・業務縮小などで余った広大な土地があちらこちらにあったことが特にこの地域でSCが集中するようになった背景にある。

当初は市街地に比較的近い工場跡地などがSC化されていったが、流れを変えたのは真正町(現本巣市)にできたリオワールド。当時そのあたりは田園地帯。道路こそ立派なものができつつあったが周囲は見渡す限りの田畑であった。田園立地型のおそらく全国でも初めてのこのケース、足元人口の少なさから物笑いの種にさえなった。しかしふたを開けてみれば大盛況。道路事情さえよければ足元人口が少なくても成功することを実証してのけた。

リオワールドの周りにはその後、カーマをはじめとした大型の商業集積が進み、この一帯に来ればなんでも揃うようになり、ますます誘客が進んだ。はじめにSCありきで街づくりが進んでいったのである。リオはその後アウトレットを中心としたモールを隣接地に開業。駐車台数があわせて6000台規模、売り場面積も双方合わせて68000平米という巨大なSCとなった。

その後もこの地域では20000平米を越えるようなSCが次々と建ったが、カラフルタウン(柳津町・現岐阜市)が、トヨタとヨーカドーが組んで全国的に初めての形態で出店。県内だけでなくかなりの遠距離からも来客が集まるようになった。売り場面積49000平米の建物にはトヨタ系列の新車販売店が全系列SC内にあり、SCの通路に新車がズラズラと並んでいる様はおおよそSCらしくない。隣接地にはトヨタ系の中古車販売店もあり、SCの新しい形の提案となった。

その後の転機はモレラ岐阜(本巣市)。なんと売り場面積76000平米。建物の南北が500mもある。完全にひとつの街である。隣接する鉄道に新駅まで作ってしまった。

そして春先のイオン大垣(大垣市・43000平米)に続いてイオン各務原が夏休みにあわせてオープンする。売り場面積は49000平米である。

秋には大垣駅前にアピタを中心にしたSCもオープン予定。マーサ21(岐阜市)は来春に向けて増築工事中(増築後42000平米に)。

人口だけ見ると明らかに供給過剰な気がする。

改正都市計画法の施行を11月に控え、駆け込みでSCの建設が進んでいる。岐阜市ではさらに踏み込んで準工業地域への出店も規制する方針である。今後は逆に中心市街地がどうなっていくかに焦点が移る。特に岐阜市中心部は国に活性化策が特例として認められており、大型店の出店に必要な届出すら不要。商店街活性化支援事業として総事業費の3分の2の補助も受けられる。今後の動きに注視したい。

この地区の主なSC

モレラ岐阜-76000平米

イオン各務原(今月オープン)-49000

カラフルタウン岐阜-49000

ダイヤモンドシティ・キリオ-49000

イオン大垣-43000

リバーサイドモール-42000

マーサ21(来春リニューアル後)-42000

アクアウォーク大垣(10月オープン予定)-26000

リオワールド-26000

ロックシティ大垣-26000

バロー羽島-25000

岐阜高島屋-24000

サンサンシティ・マーゴ-23000

アルプラザ鶴見-21000

ジャスコシティ柳津-20000

PLANT6-20000

アピタ北方-18000

ヤナゲンFAL-16000

ヤナゲン本店-15000

アピタ岐阜-15000

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2007/04/28

大垣はイオンがグランドオープン、モレラは1周年祭

先週ソフトオープンとなったイオン大垣が昨日からグランドオープンとなった。大垣の商業地図が大きく塗り変わりそうである。ロックシティー、アルプラザ、そして今回のイオン。このあとも駅北にアピタ、垂井にはカインズ、穂積にもイオンの予定がある。選択肢が増えるといえば聞こえはいいが、明らかに供給過剰な気がしてならない。

さて、昨年いろいろと話題を振りまいた「モレラ岐阜」のほうは、早いもので1周年祭である。

イオンのオープンとぶつかったこともあるのか、周年祭としては異例と思えるくらい大掛かりにイベントを打っている。

きょうからの9日間毎日、1000~3000名単位での先着プレゼント。途中ラジオの公開録音や生放送が3本組まれており、ゲストが錦野旦、伍代夏子、西城秀樹と名前の売れている芸能人。周富徳・富安兄弟の実演販売。子供向けのキャラクターショーもゲキレンジャー、アンパンマン、仮面ライダー電王、ウルトラマンメビウスとメジャーなものばかり。他にも音楽系のイベントやお笑い系のイベントが多数組まれている。

片田舎のショッピングセンターにしては実に大掛かりである。お客さんの滞在時間が長くなること大歓迎の、駐車場の広いSCならではの周年祭になりそうである。

そうそう、映画も5/1~3の3日間1000円均一です。鬼太郎もバベルもスパイダーマンも、もちろんコナンやしんちゃんもです。ラインナップがそれなりにいいためこちらも混雑は必至?!

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2006/05/29

臨時列車はまだまだ続く-樽見鉄道

モレラ岐阜のオープンによって想定以上に利用客のある樽見鉄道。本数こそ1往復半に減るものの、まだ臨時列車が6月中の土日にも運行されるようである。さすがに7月までは続かないとは思うが、ともあれ利用客があってなによりである。

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2006/05/19

今週も臨時列車運行-樽見鉄道

あいかわらず多数の来店客があるモレラ岐阜。今週と来週の土日にも3往復半の臨時列車が運行されることとなった。

それにしても、予想以上の来店客である。土日はしばらく混雑が続くのは予想されたが、平日も思ったほど落ち込んでいない。足元人口はたいしたことはないのから、遠方から来る人がいまだに結構あるのだろう。そこへ拍車をかけそうなのが映画である。明日からは巷で話題の「ダヴィンチ・コード」も始まることだし混雑するのは間違いない。この手のSCは大当たりの映画があると駐車場の回転率が一気に悪くなるのが特徴である。駐車場がいっぱいのわりには、飲食以外の物販は売り上げが伸び悩むのも特徴といえる。

映画もかねてモレラ見物という人も多いだろう。鉄道利用の方も当然オープン当初に負けないくらいあると思われる。樽見鉄道にとってはなんともありがたい話である。

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2006/05/17

モレラ岐阜が油を注いだ大型店戦争

ただでさえ供給過剰な岐阜地区の大型SC。商圏人口が増えているわけでもなく、お互いが限られた牌を取り合う形になっている。

モレラのオープンにぶつけるように改装を行ったマーサ21(ジャスコ岐阜)は今後2年がかりで東側駐車場部分に新館を建てるらしい。

カラフルタウンは秋までに改装予定である。

また、すでに建設計画の出ている巨大SCが二つ。イオン各務原と大垣アピタ。各務原は高速のインター付近、大垣は駅裏の工場跡地である。このほかにも穂積の21号沿いの工場跡地にダイヤモンドシティー(イオン系、キーテナントはもちろんジャスコ)の話もでている。さすがに戦争状態もここまでくると、そろそろ負けて撤退するところも出てくるような気がしてならない。

そうなると発生する問題が多数想定される。まず、撤退した跡地をどうするか。とてつもなく広大な廃墟となるわけである。農地にはもどせない、宅地化するにも取り壊しがたいへん。そもそもSCができたことでそれ以外の商店街をはじめとした商業施設が縮小あるいはなくなっていたりするため、閉鎖となるSCの近隣住民は著しく不便となる。

大型店の出店規制。緩和の結果都市部は空洞化、郊外の巨大SCが幅を利かせ、日本中どこへ行っても同じような店ばかりになってしまった。ようやくすこし見直しの動きも出てきたが、もう遅いような気がする。SCは車でしかいけないような郊外ばかり。都心の高齢者の多い地域にはスーパーひとつないところが多い。一番近いスーパーでも自転車で20分とかはざらである。これから高齢者の割合はまだまだ増えるが、歩いていける範囲で生活できるようにはなりそうにないようである。

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2006/05/15

3週目の平日にもかかわらず混んでいる-モレラ岐阜

なにかと話題になってしまったモレラ岐阜。トラブルのこともあっていまや名前は全国区になってしまった感がある。

そんなモレラもオープンから3週目の平日を迎えた。もういくらなんでもすいてきたであろう。足元人口はたかが知れている。ちょっとのぞきにいってみた。

なんか、思ったより混んでいる。平面駐車場は満車(画像①)。屋上へどんどん車が上がっていく。う~ん予想外である。さすがに北側にある砂利引きの臨時駐車場は従業員用のスペース以外は閉めてあったが(画像②)、それにしても結構な入りである。何でこんなに混んでいるのだろう。オープン当初のあまりにも混んでいる報道やトラブルのこともあって様子見をしていた人たちが今になってきているのかもしれない。穂積方面から北へ向かうメインのアクセスルートである157は相変わらず第一高校の前ぐらいまで断続的に渋滞といった状態である(画像③)。

ちなみに東側駐車場の端にはこんなものが(画像④)。白い仮設フェンスの中には黒いタンク。トラブル対策の一環ですね。

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2006/05/13

モレラ岐阜、先日のトラブルについて社内調査をしたそうで

先日、浄化槽のトラブルでオープニングセール中に営業時間の大幅短縮という大失態を演じたモレラ岐阜。トラブルの原因について内部調査をしたそうで、今日調査結果が公表された。

モレラ側の言い分によれば、予想外の人出と施工業者の手抜きなんだそうである。

なんでも、基本設計を担当した設計事務所は貯留槽とあわせて一日あたり1600トンの浄化槽が必要と指摘したにもかかわらず、施工業者が各地で手がけた商業施設での実績から経費削減のためもあってその約半分の800トン程度の浄化槽にしたのだそうである。

また、通常浄化槽の慣らし運転は開業前2ヶ月くらいかけて行われるそうなのだが、今回は3日前からしか試運転をしなかったそうである。それも4基中2基のみ、つまり残り2基はぶっつけ本番だったようである。そのため毎時50トン程度処理できるはずが、トラブルの日にはその半分近くまで処理能力が落ちていたとのことである。

この発表だけ聞いていると、施工業者だけが悪そうに聞こえる。だがモレラ側が経費の削減を必要以上にせまったりはしていなかったのか。浄化槽を小さくすることは当然事前に知っていたのではないかなどの疑念は残る。

ともあれ、応急に500トン規模の貯留槽を仮設置したようである。また浄化槽自体も増設する予定という。しかし、話題のSCだっただけに前代未聞のトラブルの影響は計り知れないだろう。イメージを払拭できるかどうか、今後の運営を見守っていきたい。

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2006/05/09

モレラ効果、乗降客数公表される-樽見鉄道

巨大SC「モレラ岐阜」のアクセスルートのひとつとなっている樽見鉄道。

新駅開業から7日までの17日間の実績が公表された。

上下あわせたモレラ駅の乗降客数は17日間で「23235人」、一日平均で1366人。もっともこれはSCの開業前の6日間が含まれているため、オープニングセール中の平均利用数はもっと多くGWの7日間に限れば一日平均で2094人だそうである。グランドオープン初日の29日には2519人の利用があったそうである。

ちなみに今年の淡墨桜期間中の樽見駅の利用数は20日間で「15321人」だったそうで、モレラ駅がいかに利用客が多かったかがわかる。

さて、オープニングセールもひと段落し、鉄道も通常ダイヤに戻った。つまり日中はおおよそ90分間隔での運行に戻った。今後は駐車場も土日以外はそれほど混みあうことも無いだろう。物珍しさで訪れる遠方のお客様も徐々に減るだろう。そうなってくると、モレラへの通勤客をどれぐらい囲い込めるかが今後の課題になりそうである。

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2006/05/08

今日から通常の営業時間へ-モレラ岐阜

昨日、おとといとなんとも珍しいトラブルで営業時間を急遽短縮したモレラ岐阜だが、連休も終わり普通の平日に戻った今日からは営業時間を通常に戻しているようである。

物珍しさで来店するお客さんさえ減れば、足元人口自体はたいして多くない場所である。駐車場も浄化槽も余裕で対応できるはずである。

今日GWの人出についてあちこちのニュースでやっていたが、東海三県ではモレラはぶっちぎりの人出だったようである。遊園地のある長島や川島の環境楽園(アクアトトなど)の倍以上の人出だったそうだ。まあ、それが売り上げに直結しているかどうかは別問題だが、さすがに5000台も駐車場があるだけに一気に収容できる数が違う。車1台あたり平均で2.5人くらい乗っていたとして、5000台あれば12500人。平均滞在時間が3時間くらいとして営業時間が11時間以上あるので4回転すると、これですでに50000人である。もちろん車以外での来店客もあるし、連休中であることを考えれば家族連れなど大人数での来店も多かったであろう。映画館が思ったほど入りがよくなかったらしいことを考えれば平均滞在時間も短めで駐車場の回転効率ももう少しよかったのかもしれない。

5日、つまりトラブルの前日は1日で10万人くらい来店客があったそうである。想定の5割増である。そりゃ問題もおきるでしょう。浄化槽にしたところでおそらく平均で5万人くらいのペースであれば乗り切れたのでしょう。土曜日曜は営業時間を短縮した上、屋上駐車場を閉鎖、さらに入場規制もかけたため土曜2万人、日曜3万人の来店客数で終わったようである。トラブルをニュース等で知り避けた人も多そうである。

話題になって予想以上の来店客があること自体は本来店側としてはうれしい誤算。ところが今回は普通の巨大SCのさらに5割増もある駐車台数が裏目に出た感じもする。名古屋圏がいくら車社会とはいえ、通常巨大SCでも駐車台数は3000~3500といったところである。5000を超えるようなところはリオタウン(リバーサイドモールとリオワールドの総称)ほか数箇所である。あの開業当初周辺一帯が渋滞で大混乱になったベイシティでも3000台である。

今回は5000台の駐車場のおかげで店に向かう車による渋滞は思ったよりは短かった。渋滞しないわけではないが、少なくとも2km四方生活道路まで身動きできないような渋滞にはならなかった。もちろん夕方や閉店間際など一斉にお客さんが帰途につく時間を中心に駐車場から出にくくなるのはここでもおなじである。

ともあれ平日のうちはある程度落ち着きそうである。今月いっぱいは土日はある程度混むであろう。月が変われば平日は駐車場が半分は余るくらいになるのではないだろうか。なにしろ足元人口が少ないうえに、昼間は大垣、岐阜、名古屋へ働きに出る人が多くさらに減るのである。典型的なサンデーストアになりそうである。リバーサイドモールのようにアウトレットに特化しているわけでもなく、夏を過ぎれば遠距離から物珍しさで来店する人もいなくなる。SCとしての正念場はそのあとである。

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2006/05/07

【緊急】設備不良で営業時間短縮-モレラ岐阜

先日オープンしたばかりのモレラ岐阜。

まだオープニングセール第一弾の真っ最中なのだが、昨日5/6土曜日という連休終盤の書入れ時に17時にて緊急閉店となったようである。原因は給排水設備のトラブルのようである。早い話が、来店客数が多すぎて浄化槽の処理能力が追いつかなくなったのである。一日平均5万人程度と予測していた客数が、ふたを開けてみれば7万人平均、8日間で58万人を超えるペースなのである。そのためトイレや飲食店などをはじめとする排水が大幅に増え、一日800トンの汚水処理能力を超えてしまったのである。処理しきれずに排水されてしまうと環境問題となるため緊急措置として時間短縮となったようである。

真夏とかに冷房の都合などで電力容量オーバーで停電とかはよく聞く話だが、水周りの問題で営業短縮とはなんとも珍しいトラブルである。館内にいた利用客の方々や、夕方から出かけたら店が閉まっていて入れなかったもびっくりしたであろうが、テナントさんもたいへんであろう。オープニングセール中の土日に営業短縮されては売り上げ予定もへったくれも無い。デベロッパー側との補償問題も出てくるのではないだろうか。

17時に緊急閉店になったことで店内外は大混乱だったようである。そりゃあそうであろう。こんな超満員の状態のお客さんが一斉に帰るわけだから混乱にもなる。5000台の車が一気に出口へ向かう。しかもその時間ではまだまだ知らずに店へ入ってくる車も多数ある。考えたくもない光景である。時間短縮の件で因縁をつけた客ふたりが暴行を振るったとして公務執行妨害で逮捕されるというおまけまでついた。

今日5/7日曜日も、緊急措置として10:00-17:00の短縮営業となるそうである。設備点検を行いながらの営業となるようで、屋上駐車場は閉鎖のようである。ただでさえ駐車場が足りないのに渋滞に拍車がかかりそうである。新聞やニュースでも報道はされているが、おそらくこのことを知らないまま今日モレラにいかれる方も多いであろう。連休の最終日といえば遠出から帰ってきて一日買い物とかでのんびりというパターンがただでさえ多い日である。商業施設が一番混みあう日なのである。混乱状態が目に浮かぶようである。

この記事を読まれた方、今日は避けたほうがいいかもしれないですよ。

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