カテゴリー「スポーツ-相撲-2007」の59件の記事

2007/11/25

さあ来年も九州へ戻ってこよう・魁皇勝ち越し-大相撲九州場所2007・14日目

大相撲九州場所14日目...14日目なんですよね..なのに今場所の初記事です(苦笑)

白鵬いきなりの土で幕を開けた今場所、絶好調の千代大海、絶不調の豊真将...

そんな中日本中が注目しているのはカド番魁皇。星は一進一退で観ている方がはらはらする展開。決して状態がいいようには見えない。それでも圧倒的な声援を背に14日目ついに勝ち越した。

さあ、じっくり体調を整えて「来年も九州場所へ戻ってこよう!」

もちろん往年のような相撲は望めないかもしれない。大関の地位に期待される成績にも届かないかもしれない。それでも大勢のファンが魁皇が土俵に上ることを期待している。

さて優勝争いは結局白鵬と千代大海..あまり面白くない展開。把瑠都もがんばって最終盤まで優勝戦線に残ったが、あのひざの状態ではまだ上位戦はむずかしい。体調が悪いときほど成績がいいはずの琴光喜も今場所は精彩がない。というか役力士が星を配りすぎ。4大関撃破や3大関撃破などという力士がぞろぞろ出るようでは...観ているほうには面白いが...

さて千秋楽は..幕内優勝はどうせ白鵬だろうから、十両に注目。こちらはあっと驚く展開になっている。新進気鋭の境沢と市原が優勝争いである。12勝2敗の同星で千秋楽。二人の直接対決はすでに終わっているので別々の取り組み。願わくば二人とも勝って決定戦を見てみたいものである。

最年長力士だった一ノ矢が引退...結婚して第二の人生、といっても相撲から離れるわけではなさそうですが。部屋付きのマネジャー...部屋が大変な時期ですし人柄を生かしてがんばってほしいですね。

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2007/09/29

大相撲秋場所後も大騒動

大相撲秋場所が結局白鵬の優勝で幕を閉じ、三賞も豪栄道をはじめ割と大盤振る舞いでの受賞となった。朝青龍の不在を若手ががんばって盛り上げ結果としてはいい場所だったように思う。そのため大関陣の不調がよりいっそう目立ったともいえるのだが..。そう遠くない時期に新旧交代になりそうな気配であった。

さて場所後の展開。市原は無事に関取昇進となった。めでたしめでたし。

把瑠都も星勘定からいくと幕に戻ってこれそうである。

あとは...連日テレビなどのワイドショーやニュースで相撲の話題がトップに近い扱いがされている。

ひとつは朝青龍問題。やめさせろという強硬論もいまだくすぶり続けている。そんな中朝青龍は10月中旬にも日本に戻ってきそうである。今朝の新聞各紙が報じている。帰ってくれば当然記者会見で謝罪ということになるのだろうが、まだまだ茨の道には違いない。しかし、秋場所の上位陣の内容からも朝青龍期待論が依然あるのもまた事実である。

さて、それ以上に話題になっているのが時津風部屋の問題である。格闘技なのだからしごきはあって当たり前なのだが、どうやらエスカレートしすぎて頭を殴ったりしたような気配である。個人的にはさすがにやりすぎでないかと思う。かといってしごきをなくせばいいとは思わない。時津風親方も相撲歴は長いのに生命に危険を及ぼす場所とそうでない場所の区別くらいつきそうなものなのだが...。

この問題、理事長が大臣に呼ばれて指示を受けるという前代未聞の展開となってきている。もちろん親方をはじめ警察の捜査を受けており、このままいけば立件されそうな情勢である。相撲界全体、しごきという点ではスポーツ界全体に影響を及ぼす問題に発展している。当初は「立件されれば処分も検討」という方向だった協会も、大臣に直接指示を受け早急に処分の検討に入らざるを得ないようである。

まだまだしばらくは相撲をめぐる騒動は収束しそうにない。

どうせ話題になるなら、もっと明るい話題で盛り上がってほしかった。

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2007/09/21

白鵬ついに単独トップ-大相撲秋場所2007・13日目

秋場所13日目

新入幕豪栄道は大関千代大海と対戦。さすがに大関が意地を見せた。そりゃ、これに負ければ「やめてしまえ」という声も出かねないので気合は入って当然。豪栄道にまったく相撲を取らせなかった。

豪栄道が負けたことで単独トップに立った白鵬だったが、琴光喜相手にかなりヒヤッとした。このまま負けるのではないかと思ったほどであった。土俵際の逆転で白星にはなったが、決して強い横綱相撲ではなかった。

明日は異例中の異例、新入幕力士が横綱と対戦することになった。豪栄道、負けてもともとなので思い切った相撲を期待したい。

稀勢の里が負け越した。これにより筆頭の豊真将は残り2日のうち1勝して勝ち越せば三役の座がついに手に入る。

十両は把瑠都が優勝。幕内昇進は若ノ鵬に続いて2番手の星勘定なのでおそらく来場所は幕内復帰である。現時点で3つは枠がありそうなので多分大丈夫だろう。

幕下市原は6勝1敗。八木ヶ谷に土がついたため市原が優先順位1番になった。十両の枠は3つ空くことになりそうなため新十両は決定といってもいいだろう。

明日は旭天鵬が安馬と対戦。ということで少なくとも一人は3敗勢が残ることになる。豪栄道が万が一横綱に勝ってしまったりすれば、千秋楽はとんでもなく盛り上がりそうな気がする。

気は早いが三賞は..豪栄道の敢闘賞は確定だろう。明日勝つようなら殊勲・技能もあわせて総なめになるだろう。あとは安馬に殊勲賞。三大関を倒した力士は何人かいるが白鵬・2大関・豪栄道を倒したということでやはり安馬だろう。他は該当なしだろう。豪栄道が目立ちすぎて、いつもならもらえるかもしれない内容でもかすんでしまっている。

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2007/09/20

安馬が立ちはだかる-大相撲秋場所2007・12日目

新入幕で快進撃を続ける豪栄道の前に安馬が立ちはだかった。

秋場所12日目。

今日一番注目された取り組みは豪栄道-安馬。

すでに明日の対戦相手は発表されており、豪栄道は大関戦が組まれた事を知っていたかもしれない。

立会いは..互角!

双方すごい迫力であった。攻めつ攻められつ。

安馬も危ない場面はあった。が、ここで持ちこたえたのは実力と経験の差。

どちらもすごい運動量である。土俵狭しと攻めの応酬。

最後は豪栄道は安馬に後ろを取られ万事休す。

思いっきり吊り上げて豪栄道を土俵にたたきつけた。

新参者に三役格のすごさをまさに身をもって思い知らせた感じであった。

これで安馬は白鵬と豪栄道という優勝争いの二人に土をつけたことになる。2大関にも勝っておりこのままいけば殊勲賞だろう。

豪栄道は明日は大関千代大海戦が組まれた。新入幕なのに...でも、見たいのは確かである。千代大海は調子が悪そうであるしひょっとすると...。いや、むしろ関心は14日目に横綱戦が組まれるかどうかのほうかもしれない。異例には違いないが、やはりこれも見てみたい気はする。

2敗の二人、白鵬と豪栄道。3敗は安馬、春日王、旭天鵬、垣添の4人。優勝争いはここまでだろう。大関陣が一人も入っていないのはなんとも淋しいばかり。

把瑠都が負けた。勝った若ノ鵬をほめるべきなのかもしれないが、把瑠都にも油断があったかもしれない。勝負が決まった瞬間、若ノ鵬は思わずガッツポーズ。把瑠都は礼も忘れて土俵下に消えた。若ノ鵬は来場所の入幕が確実になった。体格は恵まれているのだからきちんと自分の型が出来ればまだまだ上を目指せるだろう。把瑠都も全勝こそ逃したものの、優勝目前なのは変わりない。残りを全部勝てば1場所での復帰も夢ではない。十両上位で勝ち越しているのは若ノ鵬だけ。この先幕に上がれそうな星に到達できそうなのも若麒麟くらい。逆に幕から落ちて競うなのは3人になりそうな気配。把瑠都まで枠が回ってきそうである。

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ついに新入幕単独トップ・豪栄道-大相撲秋場所2007・11日目

大相撲秋場所11日目

俄然注目を集め始めた新入幕の豪栄道。さすがに今日こそは負けるだろう..と思って何日目だろう。10日目の時点で白鵬と並んで優勝争いのトップ。誰が予想したろう。この日は今場所好調の豪風が相手。大勢の相撲ファンが注目する中...あろうことか土俵に上がろうとする女性...どよめく館内...。優勝を争う大事な一番になんということ..。新入幕の豪栄道が気持ちを乱されていなければいいが..と思ったが、本人は気づいてもいなかった様子。むしろ気持ちが乱れたのは豪風のほうだったようで、いつもの押し込みは見られず引いてしまう。そこを豪栄道が押しまくり勝利。たいした集中力である。

これで俄然横綱戦に注目がいく。そんななか大関陣がばたばたと負ける。なんとも嫌~な空気が流れる。白鵬は豊ノ島と対決。豊ノ島が押し込む。白鵬あわてず受け止める...が余裕ぶっこきすぎて土俵の外へ...あらららら..。相手を甘く見たか?

なんと新入幕の豪栄道、11日目段階で単独トップである。新入幕力士が終盤になって単独トップに立つのは史上初らしい。豪栄道は確かに今場所すばらしい相撲をとっているが、なんとも上位陣がふがいない。こんなことではまた朝青龍待望論が持ち上がってきてしまうだろう。今日は小結安馬が豪栄道の前に立つ。

さすがに今日こそは負けるだろう..と思うのだが..。

そもそも新入幕力士が三役と割を組まれるあたりがそうそうあることではない。しかも単独トップに立ったことでおそらく13日目は琴光喜か安美錦あたりと組まれるだろう。新入幕で大関戦..現実味を帯びてきた。

十両は把瑠都が..全勝。怪我の功名で相撲に無茶がなくなり安定感が増しているのでそうそう負けるようにも思えない。しかも3敗勢が全員負け星4つ開いた。下手をすると12日目に優勝が決まってしまいそうである。史上初の2度目の十両全勝優勝まであと少し。

幕下市原が行事差し違えの末5勝目を挙げた。八木ヶ谷が全勝を守って6勝目のため依然2番手ではあるが、十両が3枠空きそうな気配が漂ってきたのでおそらく今度こそ昇進できるだろう。

12日目の注目は、単独トップの豪栄道-3敗で踏ん張る安馬。ただひとり2敗で追う白鵬-こちらも3敗で戦線に残っている安美錦。3敗の豪風-不調の琴欧州。

あとは十両の把瑠都の優勝なるかといったところか。

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2007/09/18

把瑠都がとまらない-大相撲秋場所2007・10日目

大相撲秋場所10日目。

十両は予想通りというか...把瑠都が大独走中。

ここまで無傷の10連勝。追うものは1敗どころか2敗すらいない。把瑠都は十両9枚目。そうそう幕内との割を組むわけにもいかず3敗勢との対戦が組まれるものの...実力差は歴然。空前の2度目の十両全勝優勝へ向けてまっしぐらである。まだ足は万全ではないはずで、振り回せば勝機もありそうなものなのだが、なにしろあのパワーショベルのような腕でまわしをとられればなにもできない。怪我さえなければ三役級の身体能力。この位置では土はつきそうにない。十両は3敗勢もたったの3人。うち一人は明日把瑠都と対決。場合によっては12日目に優勝が決まるかもしれない。

幕内は全勝がいなくなり、1敗で白鵬と豪栄道。豪栄道、新入幕の場所で10日目の段階でトップ並走。明日2敗の豪風に勝つようなことになれば敢闘賞は確定なのではないだろうか。正直できすぎ。

2敗は豪栄道をふくめ5人、3敗が4人。顔ぶれからして優勝争いは2敗までの7人だろうか。白鵬がやや優位かもしれない。

というか...琴光喜はどうしてしまったのか。今日も負けて4敗目。優勝戦線に名前すら上がらない。以前の状態に逆戻りか?

幕下市原はここまで4勝1敗で昇進レースの2番手につけている。目下の一番手は15枚目で全勝の八木ヶ谷。東筆頭の市原が現在の星勘定からいくと3番手以降の力士に抜かれるとは考えにくいため、十両から二人落ちてくれば昇進できる計算になる。休場で落ちてくる1枠はほぼ確定なので、もう1枠...微妙な情勢なのが3人いるので誰か一人くらいは落ちてきそうな気もするのだが。市原はとにかくひとつでも多く星を重ねておくことだろう。微妙な判断になったとき6勝と5勝では大きく立場が変わってくる。

序盤好調だった舛名大は今日も負けて3勝2敗...あれれ?!

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2007/09/15

魁皇・来場所は進退を懸けて-大相撲秋場所2007・6日目

大相撲秋場所6日目

魁皇が休場。来場所は地元九州で進退を懸けることになった。九州のファンの前でみっともない状態になれば即引退というまさに背水の陣になる。現在の状態ではかなり厳しいものになるだろう。

さて横綱と大関が1名ずついなくなった6日目。琴光喜に土がついた。相手に上手くかわされたというか...よくなかった。前半で2敗目。まだまだである。

安安は今日も良かった。安美錦は単独トップに立った。

そして今日も会心の相撲だったのが豊響。恵まれた体格を活かし迷わず相手を押し込んでいく。迷わずというのがなんともいい。これは有望な若手が出てきたものである。

十両では把瑠都が...さも当然のごとく全勝を守っている。

幕下でここまで3連勝の市原は、明日は同じく全勝の栃ノ心と対戦。勝てば来場所の昇進はほぼ確実だろう。平常心でいけるかが鍵。

輝面龍はここまで3連敗勝ちなし..さすがにこの位置でとるには年齢を重ねすぎたか..

序二段舛名大はここまで3連勝と好調。明日勝ち越しを懸ける。

今日は結びの一番で立会いの呼吸が合わなかった。相手が相手だけにお互いに思うところもあったのだろうが..。3度目の立会いのときは手つき不十分。4度目に成立して白鵬は勝ったものの、最後に駄目押しで稀勢の里を突き飛ばしたのはなんとも後味が悪かった。

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2007/09/13

安安は絶好調-大相撲秋場所2007・5日目

大相撲秋場所5日目

安馬が絶好調!今日も大関を倒した。番付的に序盤は横綱大関戦ばかり。なんと3勝2敗で乗り切った。1横綱2大関を倒したのである。体重も増え絶好調といった感じである。今日の相撲などどっちが大関かわからないような内容だった。三役定着どころか次の大関候補に名乗りを上げそうな勢いである。残りの10日間も今の状態ならそうそう星を落とすこともなさそうである。10勝まで行けば殊勲賞、ひょっとすると上がつぶしあっている間に優勝戦線に絡んでくるのではないだろうか。楽しみな展開である。

安美錦もここまで5連勝。まだ上位戦がないものの現時点でトップである。横綱大関陣を差し置いて...。こちらも横綱大関相手でも互角に渡り合える実力。この星勘定で中盤まで持ちこたえれば...

十両は予想通りというか...把瑠都の独壇場になりそうである。ただ一人全勝である。この位置では桁違い。簡単にはとめられそうにない。

幕下市原は今日も勝って3連勝。今度こそは大丈夫だろう。この際全勝優勝でもして文句の付け所のない昇進になったらと思う。

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2007/09/12

理事長!それはやりすぎでしょう!

杉山邦博氏。相撲放送の世界では知らない人はいないほどの大物である。NHKのアナウンサーとして大相撲の実況を1994年までの45年間も務めた方です。定年後もテレビ中継で花道のあたりが写ると杉山氏の姿をよく見かけます。根っからの相撲好き。おそらくファンの目線にも一番近いのではないかという気がします。

さて杉山氏、現在も相撲関係のご意見番のような形でテレビ出演などの機会も多く、相撲記者クラブの会友として本場所の取材証もお持ちだったわけですが、朝のワイドショー(ありていに言えば朝ズバなんですが)で協会に批判的な意見にうなづいたとかなんとかで、北の湖理事長が取材証を取り上げたとの報道が新聞各紙等でされています。杉山氏のコメントとしては別の理由も挙げられているようですが、なんとも波紋を呼びそうな...。

以下毎日新聞より一部抜粋

(1)8月中旬の朝の民放情報番組で「朝青龍への処分に対しては弁護士や識者を入れて決めるべきだ」というコメンテーターの発言に杉山さんがうなずいたのは相撲協会批判にあたる

(2)テレビ出演の際の肩書が「相撲評論家」「相撲ジャーナリスト」となっているが、こうした立場の人には(記者でないので)取材証を発行できない――

と、返還させた理由を説明。杉山さんによれば10日、協会の女性職員に「理事長が発言を気にしているので返してほしい」と言われ、杉山さんは「お立場も分かるので預けましょう」と言って返したという。

やりすぎではないでしょうか?杉山氏は決してどちらかに偏った意見を述べられているわけでもありませんし、むしろ杉山氏の意見や発言のほうが世間の目線に近く、正論な気もするくらいなのですが。おそらく親方衆など関係者の中にも杉山氏のほうが正論だと思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

規律を守らない朝青龍に対する処分と今回の杉山氏の一件はまったく性格が違うものに思えます。今回ばかりは理事長の勇み足ではないでしょうか。

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2007/09/11

今場所は混戦か-大相撲秋場所2007・3日目

大相撲秋場所3日目。そう、もう3日目である。

朝青龍の騒動を引きずったまま迎えた東京場所。マスコミからも世間からも大変な注目を浴びている。少々異様な雰囲気と言えなくもない。本来、新横綱の東京お目見え、新大関誕生など明るい話題で注目を集めるはずだったのが、なんとも重苦しい空気がそこかしこに漂っている。

初日の優勝旗・賜杯の返還には朝青龍の代理として師匠の高砂氏が土俵に上がった。先場所の優勝者が休場や引退で親方が代理になるのならサラっと進行してしまうのだが、今回はそうもいかなかった。なんとも重苦しい異様な空気の中返還が行われた。館内から「朝潮~!」という声援もあったかと思えば、罵声のようなものも飛んでくるというなんともいえないものだった。しかもこういうときに限ってお客さんの入りも早く、升席はあらかた埋まっていた。

さて、そんな状況で始まった本場所。いきなり初日に白鵬に土がつくという波乱の出だし。詰めが甘かった..というか安馬がうまくとった。安馬は3日目の今日も新大関の琴光喜に土をつける大活躍。このまま行けば殊勲賞は間違いないところ..って気が早すぎますね。このまま三役に定着しそうですね。

琴光喜は今日こそ負けたものの決して状態が悪いわけではなさそうですね。白鵬も持ち直しましたし...心配なのは魁皇。3連敗スタート。体が思わしくなさそうです。今場所踏ん張れば来場所は地元。なんとか九州まで帰りましょう。今場所は関脇や小結なども含め上位陣の力が拮抗していそうな感じですので、終盤までもつれそうですね。上との対戦が早めに終わる安馬あたりがスタートダッシュを決めると案外優勝戦線の中核になるかもしれませんね。

十両は...あの位置に把瑠都はやはり反則でしょう..大勝ちしそうな勢いです。

幕下筆頭市原は2連勝スタート。今度こそ文句をつけさせない星勘定で関取に上がりましょう。

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2007/08/29

朝青龍・帰国へ

朝青龍の帰国を理事会が了承したそうである。

賛否両論あるだろうが、医者が病気と診断した以上やむなしだろう。

ただし相当厳しい監視下に置かれそうである。飲みにも行くなということらしい。治療に帰るといってもこれでは余計にストレスがたまりそうな気もしないでもない。

今度なにか起こせば親方もろとも廃業に追い込まれそうな雰囲気である。正念場は実はこれからなのかもしれない。

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秋場所番付発表-大相撲秋場所2007

秋場所の番付が発表された。

新大関琴光喜

目玉はこれですね。

安安コンビはそろって三役、稀勢の里も三役復帰、豊真将も三役にはあと一歩届かなかったものの筆頭まで上げてきた。上位には誰が大関陣に勝っても不思議でない面子である。毎日が楽しみである。

豪栄道が新入幕。思っていたよりは時間がかかった気はするが、じっくり上がってきただけに期待したい。

十両は、上から落ちてきた把瑠都の体調次第か?万全ならぶっちぎりになりそう、回復が遅れるようなら混沌となるかもしれない。

さて、市原の十両昇進は見送られ幕下東筆頭となった。先場所、先々場所ともに十両力士の星勘定次第で昇進できるような成績だったのだが、星のめぐり合わせが悪いというかまたも涙。十両からの転落力士がいないと言う状態ではいたしかたない。東筆頭なので今度勝ち越せば文句なしに上がれるだろう。集中力を切らさずにがんばれ。

舛名大は序二段の82枚目。すぐ下83枚目には国立大大先輩の一ノ矢。

岐阜県出身の輝面龍がひさしぶりに上がってきた。幕下西19枚目。すでに37歳、昭和60年春場所初土俵の大ベテランである。この位置まで戻ってきたのは3年ぶりである。まだまだいけるかな?岐阜からは蜂矢、飛騨乃花、恵那桜たち関取衆が姿を消してから久しく関取が出ていない。年齢的にも厳しいとは思うががんばってほしい。

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2007/08/22

朝青龍・落としどころは..

すでに外交上の問題に発展しかねない状況になりつつある朝青龍騒動。

あらたに「解離性障害」と診断されたことで、医師までもが帰国が望ましいとしたことで、協会側の対応が注目されるが、いまだに強硬な意見を持つ親方衆が多いのも事実で落としどころが難しそうである。

直属の親方や理事長がまずは日本での治療を求めている以上、早期の帰国は難しいかもしれないが、横審委員長すら母国へ帰ったほうがいいと態度を和らげており、数回国内治療の後帰国というあたりに落ち着くのではないだろうか。

モンゴル大統領の「日本には日本のやり方がある。郷に入っては郷に従え」とした上での「モンゴルで療養するのが一番だと思う」という発言もあり、そうそういつまでも先延ばしできる問題でもなくなっている。

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故先代佐渡ヶ嶽氏葬儀

先日亡くなられた先代の佐渡ヶ嶽親方(琴櫻)の葬儀が昨日行われたそうである。

66才..早いといえば早い..

無事に部屋の後継者を作り、琴光喜も大関に昇進したのを見届けてなのである意味幸せな相撲人生だったかもしれない。

現役中ももちろん名力士だったが、親方としての指導振りはかなり定評があっただけに惜しまれる。

葬儀では土俵をかたどった祭壇が組まれたそうである。稽古の鬼と呼ばれた親方を送り出すにふさわしい葬儀だったそうである。

ご冥福を祈るとともに、親方の意思を弟子達には継いでいってもらいたい。

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2007/08/11

朝青龍..もだが..大丈夫か親方

朝青龍の状態は気になる。

連日テレビで取り上げられっぱなしで、精神状態も落ち着くどころではないらしい。

が、テレビを見ている限りでは説得にあたった高砂親方のほうも相当精神的にまいっているように見える。会見中も落ち着かず手を動かしっぱなし。親方までダウンしそうな雰囲気である。

マスコミももう少し控えられないものだろうか。情報は知りたいが、今の状態はいくらなんでも可哀想である。

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2007/08/07

朝青龍・立ち直れるか?

朝青龍の状態が思わしくないようだ。

自分でまいた種とはいえ、さすがに今回の処分はこたえたようだ。

医師の診断の結果は「急性ストレス障害」だそうである。先日の診断では「抑うつ状態」といわれていたので、それに較べればよかったのかもしれないが、心に負っているものが大きいことには変わりはない。果たして立ち直ることはできるのだろうか?

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2007/08/02

2場所出場停止・前代未聞の処分・朝青龍

朝青龍の処分が昨日の理事会で決まったそうです。

出場停止2場所

減俸30%4ヶ月

九州場所千秋楽までの謹慎

さらに親方にも減俸処分

厳しいと思われる方もあれば甘いと思われる方もあるでしょう。

くびにしてしまえという意見も結構あるようですが、モンゴル政府が謝罪を入れてきていることもあり、落としどころが難しかったのではないでしょうか。

出場停止はもちろん重大な処分ですが、朝青龍にとっては自宅・部屋・病院以外への外出もできない謹慎処分のほうで品格を問われるのではないでしょうか。この間にもし問題を起こせばそれを理由に引退勧告となるでしょう。朝青龍、大横綱とはいってもまだ20代の若者。この謹慎に耐えられるかどうかは横綱を続けられるかどうかの試練になりそうです。

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2007/08/01

今日理事会・どうなる朝青龍

今日の理事会で処分が決まるようです。

事がどんどん大きくなり、前代未聞の騒動になっています。

朝青龍、おそらく来場所の出場停止が言い渡されるのではないでしょうか。

横綱という立場上そのあたりが妥当な気もします。

クビにしてしまえとの声もありますが、モンゴル政府の依頼だったことも考えるとそこまではできないでしょう。

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2007/07/26

朝青龍・そりゃまずいだろう-大相撲名古屋場所2007・番外編2

場所中後半、腰の調子が思わしくなかった朝青龍が夏の巡業を休場している。なんでも疲労骨折とひじの痛みだそうで、怪我では仕方ないかと思う。

が、モンゴルへ帰国中の当の朝青龍がサッカーイベントで走り回っていたとかなんとか..。

あ~ぁ..また叩かれなきゃいいけど..

母国での数少ない顔見世の機会だから気持ちはわからなくもないが、巡業蹴ってるわけだし協会も頭が痛かろう。

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「力戦奮闘」大関琴光喜誕生-大相撲名古屋場所2007番外編1

昨日、無事に大関琴光喜が誕生した。あの成績なのだから文句のつけようもないだろう。

注目の口上は「力戦奮闘」

結局四字熟語を入れることにしたようである。

力戦奮闘...琴光喜らしくてよいのではないだろうか。

超スロー出世となってしまったが、まだまだ体が衰えているわけではない。年はとっても気持ちは若手。

綱を目指して..なんていうと、またプレッシャーになってしまうので、のびのびとやってほしい。実力を出し切れればまだまだ強いのだから。

さて、西幕下筆頭で4勝3敗と勝ち越した市原。通常なら十両に優先的に上がれる成績なのだが、今回は十両下位の成績が思ったほど悪くなく、結局転落者がなし。引退で空いた1枠に東筆頭で勝ち越した琴春日が上がるのみとなった。市原の星が6勝1敗とか5勝2敗とかであれば、はかりにかけて十両下位の負け越し力士と入替という目もあったのかもしれないが、4勝ではさすがにアピール不足だったか...こればかりは運もあるので致し方ない。来場所こそは文句なく昇進を決めてもらおう。

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2007/07/22

終わってみれば朝青龍-大相撲名古屋場所2007・千秋楽

名古屋場所千秋楽。

土俵入りから場内は割れんばかりの拍手が鳴り響く。大関昇進を確実にした琴光喜への祝福と優勝への期待であった。

で、本割。琴光喜も勢いよく当たってはいったのだが、稀勢の里が上手くとったとしか言いようがない。琴光喜は立会いまわしを取るのに失敗。あとは防戦一方。館内に悲鳴とどよめきが渦巻いた。優勝に手が届くところまでいきながら負けてしまった。

これで精神的に楽になったのか、朝青龍はなんともあっさりと白鵬に勝利し優勝を手に入れた。朝青龍、満面の笑みであった。

優勝こそ手にしそこなったが琴光喜は今までのことを思えばよくがんばったと思う。相性の良くない地元の場所で大関を手に入れた。盛り上がりという点では琴光喜のがんばりによるところが大きい。豊真将も取り組みの都合で二桁勝利は逃したものの大健闘だった。新入幕の豊響にいたっては出来過ぎである。稀勢の里も今場所の調子が維持できれば来場所も相当活躍するだろう。

心配なのは白鵬。重圧が重すぎたのか終盤失速。腰高や相手を見すぎているところが気になった。結局11番止まり。来場所こそは落ち着いた相撲をとってもらいたい。

さて来場所の番付は三役をどうするだろう。安馬の7勝8敗をどう扱うかで決まってくる。前頭に落とすのであれば、枠が3つ空くので朝赤龍・豊真将・稀勢の里の3人とも上がれる形になる。安馬の8敗と豊真将の9勝をはかりにかける形になる。

十両との入替はおそらく5人で落ち着きそうである。下位の3人と把瑠都・里山が転落、12勝の3人と春日錦・若ノ鵬が上がってくるだろう。

その下、幕下からの昇進は2枠か..。高見藤引退で空いている1枠は確実で幕下筆頭の琴春日が決定だろう。問題は西筆頭で勝ち越した市原を上げるかどうか。上げるとなるとはかりにかけられるのは十両11枚目で9敗の琉鵬だろう。これは微妙なさじ加減になりそうである。

さて、大勢とは関係ないところで..数少ない岐阜出身力士のひとり輝面龍が幕下24枚目で勝ち越し、来場所は幕下上位に戻ってくるかもしれない。このところ三段目といったり来たりだったので、じつに3年ぶりになる。過去には4枚目まで上がったこともあるが、いまだ関取になることはかなっていない。もうすぐ38歳になろうかという大ベテランであるがまだまだ元気。あと二場所続けて勝ち越せればひょっとして...

琴光喜の昇進は25日に決まる。どんな口上を述べるのだろう。苦労しただけにさまざまな思いがあるだろう。来場所も優勝争いの一角としてがんばってほしい。

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琴光喜と朝青龍の一騎打ちに-大相撲名古屋場所2007・14日目

14日目

琴光喜は、栃乃洋と対戦。目を疑うような内容だった。緊張の糸が切れたかのような...土俵際まで押し込まれ、あわやという展開だった。そこは、今場所は運が向いているというか、なんとか勝つことができたが、今場所一番悪い相撲だったことは間違いないだろう。これがいい薬になって千秋楽に万全の相撲が取れることを願おう。といっても、相手は稀勢の里。今場所も調子はまずまずよさそうなので簡単にはいかないか...。

朝青龍は本来なら魁皇と対戦する予定の日だったが、休場のために急遽組まれたのは豊真将戦。横綱が危なげなく勝った。ここは経験値の差である。

千秋楽、いよいよ優勝争いも決着がつく。というより、優勝争いが千秋楽まで続くこと、結びが横綱同士の対戦で締めくくれること(もう遠い昔のような気が..)。盛り上がったままいい形で場所を終えれそうである。対戦相手的にはどちらに優勝が転がり込むかは五分五分だろう。琴光喜の相手は平幕だが調子がいい。朝青龍の相手は調子を崩しているとはいえ新進気鋭の新横綱。どうなりますやら。

個人的な希望としては、本割を両者勝って決定戦。そして直接対決で琴光喜、涙の優勝賜杯...となれば話題性も上がって相撲人気の一助になるような気がするんですがね。朝青龍も3場所ぶりの優勝に向けて必死、白鵬もこんな形で新横綱の場所を終えたくないだろうから必死だろう。稀勢の里にしたところで三役復帰やその後の足がかりを作りたいところである。楽しみな千秋楽になりそうである。

さて、幕下の市原の十両昇進が微妙になってきた。誰も落ちてこない可能性が出てきたのである。そうなると枠は高見藤引退でできた1枠のみ。東筆頭で勝ち越した琴春日だけで埋まってしまう。市原の命運は千秋楽の十両の取り組み、片山・琉鵬・十文字の星次第である。この三人、千秋楽は幕下力士との対戦が組まれている。負けた奴は落とすという意思表示なのかもしれない。

えぇ~..豊真将が可哀想すぎます..あの番付で本来あたる筈のない上位力士との対戦(ラスト3日が琴光喜・朝青龍・千代大海なんて..)が続き星を伸ばせずにいます。魁皇休場のあおりを喰らったわけですが..番付半枚違いの稀勢の里に有利すぎます。三役争いは豊真将・稀勢の里・朝赤龍、そして安馬の4人で3枠を争う形。それぞれの千秋楽の星の兼ね合いで決まります。

三賞は技能賞は琴光喜で確定でしょう。殊勲賞はやはり琴光喜か。敢闘賞は豊響にあげたいですね。新入幕二桁はよくがんばりました。

暑い名古屋の熱い場所は見所満載で千秋楽です。

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2007/07/21

万感の思い・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・13日目

名古屋場所も最終盤13日目

前日大関昇進の最低ラインに到達した琴光喜は豊真将と対戦。勝てば12勝目、3場所通算でも34勝となり文句のない数字になる大一番。場所前に理事長から目安とされていた勝ち星でもある。これを勝てば大関は間違いないという状況には、さすがに今場所冷静さを保ってきた琴光喜も緊張したか待ったが2度続いた。結果的にはあせらず待ったをしたことで白星をつかむことができた。おそらく無理に立っていれば...。緊張するなというほうが無理である。

万感の思いが沸いてきたのだろう。取り組み後風呂から号泣する声が聞こえたと新聞各紙に書いてあった。道のりが長かった、何度も手が届きそうなところまでいきながら達しなかったところへようやくたどり着けたのである。前回の昇進をかけたときは星数は達成しながらも、平幕に負けたという些細な印象を理由に認められなかった。長い間勝ち越すのがやっとという時期が続いた。大物新人は三役に定着したまま年齢も30を超え、おそらく本人もチャンスはもう来ないかもしれないと思っていただろう。

理事長も「内容は最高」という評価をしていただいているそうである。話題の新横綱と大関二人を破っている。今回は仮に優勝を逃しても昇進の話が立ち消えになったりはしないだろう。

まだ残り二日ある。せっかくのチャンスである。優勝ももぎ取って大相撲の歴史に残る一ページにしてもらいたいところだ。

白鵬は、なんとも精彩がなかった。今場所を通じてであるが..。なんというか守りに入っているというか..切れがない。横綱はどっしり構える..というのは悪いことではないのだが、今場所の白鵬はそれとはちょっと違ったような..。やはり新横綱で優勝に絡んでいくのは重圧がすごいのかもしれない。

魁皇はやはり休場。残念だが年齢も年齢だけに無理はしてもらいたくない。来場所元気な姿を見せてくれることを..

朝青龍-千代大海の一番は..なんともかんとも..。千代大海も待ったをするならするで立たなければいいわけだし、双方手つき不十分なのだから行司も止めるのが本筋だろうし..。なんとも締まらない一番だった。審判長席は師匠の九重氏。表情があからさまに怒っている。千代大海、さぞ怒られたことだろう。

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2007/07/20

星勘定は到達・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・12日目

前日11日目、琴光喜は朝青龍に投げ飛ばされ黒星を喫し、3人が1敗で優勝を争う展開となった。この取り組み、琴光喜もいつもよりはがんばったとは思うが、なにしろ立会いから横綱の体勢になったこともありどうにもならなかったようである。しかし朝青龍のほうも完勝とはいい難く、取り組み後奥の通路でかがみこみむせかえる朝青龍の姿があった。

さてそんな状況で迎えた12日目。

なんといっても琴光喜。この日は千代大海と対戦。立会いまわしを取りそこなった琴光喜は千代大海の突き放しに応戦。突き押し得意の千代大海と互角に渡り合い白星。これで星勘定的には昇進の最低ラインはクリア。1横綱2大関を破っており、首位並走。内容も今のところ問題なしである。上位対戦もすでに終わり優勝争いでも2横綱よりは有利な立場に立ったといえる。しかし問題は今からの3日間。下の者との3連戦を取りこぼすようなことがあれば一気に悪印象が広がる。13日目は絶好調の豊真将が相手。これを勝てばほぼ当確となるだろう。その後の2日は朝赤龍・出島・雅山の3人のうちの2人だろう。大関昇進戦ということを考えれば大関経験者の二人との対戦となるだろう。残り3日間、詰めを誤らないように、まさに正念場である。

白鵬-魁皇の一戦は、あわや白鵬土か..という内容だったが取り直しになった。魁皇が足を痛め、取り直しの一番はまったく踏ん張りが利かない状態。正直、白鵬は星を拾ったといえる。むしろ、魁皇の足が心配である。とりあえず勝ち越していることだし無理せずに休んだほうがいいような気がする。

十両は旭天鵬が独走中。そりゃそうだろう。調子が悪くて番付を下げたわけではないのだから、この位置では破格である。

さて、その十両昇進をかけた争い。幕下西筆頭の市原。最後の7戦目で勝ち越しを決めた。筆頭で4勝3敗。昇進の優先順位は現在2番目といったところ。ほぼ確実だろう。問題は落ちてくる力士が少なそうで、現在確実な枠は空席(引退による)の1つのみ。微妙な力士が2~3人..残り3日の星しだいである。

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2007/07/18

よっしゃぁ~・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・10日目

思わず出た「ガッツポーズ」

ここぞとばかりに舞う座布団の嵐

この日の館内は異様な静けさであった。いつもは歓声の上がる出島の取り組みでさえ静かだった。平日にしてはまずまずのお客の入りだったにもかかわらずである。

嵐の前の静けさ。

この日のお客さんの最大の目的は..そう..

結びの一番、タダ二人だけの全勝同士の対決。

かたや新横綱白鵬。こなた大関獲りの琴光喜。

今のりにのっている二人の対決。

どちらが先に上手を取れるかが勝負の分かれ目。

場内は割れんばかりの手拍子と琴光喜コール。

立会い前から額を流れ落ちる汗。

今場所の大一番のひとつであることは間違いない対決。

先に体勢を作ったのは琴光喜。得意の右ではなく、あえて左でまわしを取った。白鵬に得意の形にならせないことを最優先に考えたそうである。

大歓声の中、白鵬の体が投げ飛ばされる...

琴光喜思わずガッツポーズ。

大関へ向けてこれ以上ないアピール材料を手に入れた。

あとはもう星勘定だけ。残り5日で2勝すればまず文句は出ないだろう。

「まだまだこれから..」といいつづける琴光喜。

いよいよ現実味を帯びてきた昇進。

最大の敵は、自分の心。いかに落ち着いて相撲を取れるかにかかってきた。

11日目は、最もいやな相手朝青龍。これに勝てばもう当確も同然になる。負けると、ずるずると引きずりかねない。今日も大事な一番になる。

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2007/07/16

「思いきりいくだけ」琴光喜-大相撲名古屋場所2007・9日目

名古屋場所9日目

琴光喜、いつもならこのあたりで下位に取りこぼし、それをきっかけにズルズル..というパターンになりかねないのだが、今日はそんな雰囲気は微塵も感じさせず強かった。いつものような攻めの遅さもなく、すでに大関相撲である。明日は白鵬との全勝対決。白鵬のほうは勝ち続けてはいるものの決して強いときの勝ち方ではない。勝機がないわけではない。

「思い切りいくだけです。」

がんばれ、今度こそ夢をつかもう。

白鵬は全勝をキープ。朝青龍は楽な展開ではなかったが1敗をキープ。同じく1敗の豊真将もまったく危なげなく勝った。2敗の魁皇は納得のいく勝ち方ではなかったろうが勝った。調子が思わしくないなりに勝ち方を体が覚えているのだろうか。とにかくこれで初土俵からの通算勝ち星の記録も大横綱に並んだ。2敗だった稀勢の里が脱落し、現在の調子から見れば優勝争いはこの5人に絞られたとみていいだろう。

いずれにせよ10日目の白鵬-琴光喜が大きな鍵となってきそうである。

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ストレートで給金直し・白鵬・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・8日目

名古屋場所中日8日目

横綱白鵬、新横綱がストレートで給金直しにこぎつけた。四人目の快挙である。相撲内容はあいかわらずぎこちなく、この日もじっくり見すぎて体勢を崩されひやりという場面もあった。豊ノ島の足腰が万全の状態のときだったら負けていてもおかしくなかっただろう。それでも勝ちを続けていることはいずれ自信になるだろう。新横綱の場所としては上出来の部類に入るだろう。

琴光喜は...今日は圧巻の大関相撲だった。こんなに強かったかと思うくらいいいできだった。魁皇を相手にあの相撲ができたのだからこのまま勢いに乗りそうでもある。残り7日間を4勝3敗で乗り切れば...。こういうときに限って下位のものに取りこぼすのがいつもの琴光喜。今場所はいけるか?..

豊真将も優勝戦線に残っている。ここまで1敗は上出来すぎである。9日目はは若の里が相手。今の勢いだと新旧交代を象徴する一戦になりそうである。

新十両の境澤が怪我のため休場。残念ながら来場所は幕下で出直しになりそうである。靱帯を傷めたということだが、他に骨折とかが見つからないことを祈る。

幕下西筆頭市原。先場所は十両昇進の最後の枠を争ったものの、幕下上位に好調力士が偏りすぎて涙を飲んだ。今場所はそのあおりでまわりは十両経験者がずらり..。正直苦戦中である。ここまで2勝2敗。星勘定的には今場所も昇進候補の4~5番手当たり。来場所の枠は現状だと4~5くらいになりそうで、またもや当落線上です。

序二段舛名大は壁にぶちあたたっか..ここまで1勝3敗。あせらずじっくり体つくりからでしょうか。

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2007/07/14

割れんばかりの手拍子・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・6日目

名古屋場所名物というと琴光喜の手拍子。

地元の絶大な応援ともいえるのだが、本人は緊張するのでやめてほしいらしい。場所前にインタビューでそうもらしたこともありお客さんのほうも自粛気味だったのだが、昨日はかなり大きく手拍子が鳴り響いた。勝ったから良かったが、取り組み後の談話でやはり緊張したともらしていた。絶大な応援は力士もありがたいとは思うのだが、それがかえって緊張させることになってはと思わなくもない。特に琴光喜はああいう重圧に弱いタイプの力士なので緊張させすぎると勝てる星を落としかねない。毎年名古屋で調子が今ひとつなのも絶大な応援が重圧となっていないともいえなかろう。今回くらいは落ち着いて相撲を取れるようにしてやりたいものである。

さて、昨日安泰だった上位陣はまた崩れてしまった。どうも名古屋は上位陣が不調になる傾向がある。話題の二人が勝っているからいいようなものの、あまりふがいないと客足に影響しかねない。奮起してほしいところ。

豊真将・豊響のふたりは今日も勝ってここまで5勝1敗。上々の出来である。このまま自分の相撲が取れれば勝ち越しは間違いなさそうである。いや、いっそ二桁を目指そう。豊響は新入幕二桁なら敢闘賞だろう。豊真将も二桁なら三役の目も出てくる。せっかくのチャンスである。がんばってもらおう。

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2007/07/13

めざせ琴櫻・琴光喜-大相撲名古屋場所2007・5日目

名古屋場所5日目

琴光喜は苦手の時天空戦。

上手くあしらった。後ろへ回り込んでしまえばさすがに負けない。

序盤を白鵬とただ二人全勝で乗り切った。

先代親方は琴光喜が大関昇進した際には琴櫻を継いでほしい意向を持っておられる。先代自身遅咲きの出世をしたかたである。琴光喜は昇進を果たせばもちろん史上最高齢での大関昇進である。おそらくラストチャンス。地元名古屋でなんとか大輪の花を咲かせてもらいたいものである。

横綱大関陣はようやく安泰であった。魁皇は幕内701勝目。貴乃花に並んだ。

豊真将、豊響のふたりが元気である。このふたりは同郷出身(下関・豊浦町)の力士だそうである。豊真将は先場所上の壁につき返されてリベンジの場所。素材は申し分なく経験値があがれば三役に定着しそうである。新入幕の豊響も予想外の快進撃である。先場所は「安安」、今場所は「豊豊」の活躍となるか。

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2007/07/12

調子が出てきた?琴光喜-大相撲名古屋場所2007・4日目

はやくも全勝が二人だけになってしまいました。

白鵬と琴光喜です。

白鵬は顔にこそ出しませんが重圧の中なんとかがんばっています。

琴光喜は、ようやく自分らしい相撲で勝ちました。気負いすぎるとプレッシャーで自滅するタイプなので、気楽にいってほしいですね。

露鵬が腰を痛めて休場。まわしもつけれない状態とか..ちょっと心配ですね。前日の熱戦でいためたようですが、相手だった千代大海も足を痛めたようですし...まさに痛みわけでしょうか。

意外だったのが朝青龍、不戦勝になるのが初めてだったそうで、なんともいえない顔つきでしたね。

魁皇が幕内700勝を達成した。史上6人目のことである。長く幕内に在位し続けていることの証でもあり喜ばしい。記念の白星は納得のいく勝ち方ではなかったろうが、長持ちするのも立派なことである。最強ともいわれたこの世代の力士達(貴乃花・曙・若乃花など)の中で現役で残っているのはいまや魁皇ただ一人だけ。胸を張っていい記録だろう。

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2007/07/11

因縁の対決・露鵬-大相撲名古屋場所2007・3日目

名古屋場所3日目。

因縁の対決、露鵬-千代大海。本人たちは平静を装っていたが、まったく気にならないと言えばたぶん嘘になるだろう。力の入った一番は同体取り直し。千代大海が実に良くない。取り直しの一番、露鵬が千代大海を突き放して勝利。千代大海の立会いに迷いがあったように見えた。

さて大熱戦になったのは北桜-春日王。今日の一番に挙げてもいいような一番であった。終始有利に攻めたのは春日王。春日王が内掛けに出るも北桜が必死にこらえ膠着状態に。根負けしたのか迷いが生じたのか春日王は内掛けをやめる。その後も春日王ペースで進むのだが土俵際一発。北桜が春日王を土俵下まで投げ飛ばした。両者とも精も魂も尽き果てたといった感じでしばらく立ち上がれないほどだった。1分17秒の熱戦だった。

ライバル対決の琴奨菊-豊ノ島は琴奨菊の勝ち。豊ノ島もろ差しになったもののやや浅かったか..キメられて負けてしまった。

琴光喜は今日は強かった。いささか慎重すぎる気がしないでもないが、大事にとっていると思っておこう。

白鵬は曲者若の里戦。一瞬若の里がもろ差しになるも、白鵬が実に落ち着いていた。まったく危なげなく勝った感じである。

さあ、毎日役力士に土がついている。明日こそは上位安泰となるだろうか。

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2007/07/10

把瑠都休場-大相撲名古屋場所2007・2日目

名古屋場所2日目。

初日に変な態勢で敗れた把瑠都。古傷のひざを痛めて休場。せっかく幕に戻ってきたのに残念である。どうも癖になっているらしく心配である。

序二段で注目の一番があった。国立大出身力士同士の対戦、一ノ矢-舛名大である。かたや最年長のベテラン力士。舛名大は入ったばかりのひよっ子である。年の差は倍にもなるが、相撲が好きで飛び込んできた二人。どちらもがんばってほしいところ。今回は大先輩の勝利。

さて、十両では旭天鵬。連勝スタート。当たり前である。成績が悪くて落ちてきたわけではないのでこの位置では正直反則級の強さである。

琴光喜は万全とは言い難いがまずまずの出来で白星。前半戦を全勝でいけるかどうかが鍵。

朝青龍はなんとか持ち直したか。いつもほどの強さではないが無難に勝利を挙げた。

横綱として初めての結びの一番となった白鵬。こちらも無難に勝った。緊張するなというほうが無理だと思うが、よくやっているのではないだろうか。万全ではなさそうだが落ち着いて取れているように見える。

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2007/07/09

明暗・両横綱-大相撲名古屋場所2007・初日

今年も暑い夏がやってきました。大相撲名古屋場所初日。

場所前には白鵬が無事横綱昇進を果たし、琴光喜は名古屋で大関獲り、把瑠都は幕に復帰など明るい話題が合った反面、高見藤の私生活の問題による引退、時津風部屋での悲しい事故などもありました。

今場所の見所は、やはり両横綱、そして琴光喜が柱になって来るでしょう。

その琴光喜は初日、苦手の若の里との対戦。過去の対戦は五分。大関に向けて序盤を全勝で乗り切りたい琴光喜にとってはいやな相手。案の定...若の里有利で展開。あぁ~、こりゃだめかも...と思ったがなんとか勝利、というより星を拾った。琴光喜本人でさえ「まずい」と思ったようで決してほめられた内容ではなかった。それでも勝ったことは大きいだろう。

注目の白鵬。場内を異様な雰囲気が包む。白鵬が土俵に上がった際、歓声がほとんど上がらないどころか拍手も一呼吸送れて沸き起こった。立会いの瞬間、静まり返った場内。あれほど無音な瞬間は最近の相撲では珍しいくらいだった。行事の声以外なにも音が聞こえない一瞬。まさに固唾を呑んで見守る瞬間。立会い、そして一瞬離れてのにらみ合い、まわしに手がかかる、白鵬勝った...。割れんばかりの大歓声。白鵬落ち着いていた。新横綱の初日。土俵入りだけでも頭の中はいっぱいだったろうに..。白星スタートである。

結び朝青龍。先場所苦杯をなめた安美錦が相手。立会い、横綱の調子がおかしい、どちらかというと防戦気味。土俵際もつれた...勢いあまって横綱の足が土俵外に流れる...。なんと黒星スタートである。

それぞれの大事な初日。明暗が分かれた。今の勢いを象徴するかのような取り組みであった。

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2007/06/02

不知火型お披露目・白鵬

昨日、新横綱白鵬の奉納土俵入りが行われた。

真新しい不知火型用の綱を締め、力強い土俵入りだったと思う。

もう立派に横綱の風格である。

なんと4000人以上の観衆が詰め掛けたそうである。

これは、今年の名古屋場所は結構大入りになるかもしれないですね。

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2007/06/01

市原・残念-大相撲夏場所番外編

新十両なるかと注目だった市原。

残念ながら星一つ及ばず来場所にかけることとなった。

今場所は幕下上位が好調力士揃いで、筆頭から3枚目までの6人が全員勝ち越しとなった。

何人分枠が空くかにかかっていたが、結局枠は5。

筆頭で勝ち越した境澤と保志光、3枚目で全勝の若麒麟がまず優先。残りの二つは誰がという展開。結局市原が涙を飲んだ。

あとひとつ星を伸ばして5勝2敗だったら...。番付が西2枚目でなく東2枚目だったら...。これも運だろう。星一つの持つ重みを十分に感じたことだろう。これを糧に来場所こそはと奮起して欲しい。

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「精神一到」いよいよ晴れ舞台・白鵬-大相撲夏場所番外編

夏場所、千秋楽に横綱朝青龍をも倒し見事全勝で連覇を果たした白鵬。

文句のつけようもなく満場一致で横綱への昇進となった。

手の届くところまでいきながら果たせなかった夢の地位へ、3度目の正直での昇進である。

伝達式、使者を迎える前の白鵬はいつになく緊張した面持ちであった。自分で窓を開けて外気を吸ったりもしていた。

注目の口上は、「精神一到」であった。堂々とした口上だったように思う。

昨日31日には綱うちが行われ、早速綱を締めて土俵入りの練習をしたようである。

土俵入りは「不知火型」である。宮城野部屋であることから当然予想されたことではある。不知火型の横綱は短命に終わるというジンクスを打破できるだろうか。多分大丈夫だろうとは思うが...。

いずれにせよ観る側としては雲竜・不知火の両方を見られるようになるわけで、楽しみが増えたといえる。

実際問題、白鵬は朝青龍とはかなり毛色が違うことでもあり、静の白鵬・動の朝青龍といった感じだろうか。

実力を備えた横綱があい並ぶ時代は相撲が面白くなる。相撲ファンが増えるのもそんな時代である。私は北の湖・輪島の時代に相撲にはまった口である。柏鵬時代の方もいれば、千代の富士や貴乃花などからはまった方もいるだろう。白鵬の昇進を機会に相撲がまた盛り上がるようになればよいと思う。

白鵬、今日6月1日はいよいよ晴れ舞台、奉納土俵入りである。横綱として最初の公式行事である。力強くがんばって欲しい。

そして明2日は、相撲界に入るきっかけを作った大恩人、旭鷲山の引退相撲である。兄貴分と弟分が一緒に行う最初で最後の横綱土俵入りである。

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2007/05/27

満願成就、満面の笑み・白鵬-大相撲夏場所2007・14日目

その顔に涙はなかった。

夏場所14日目。

白鵬、14日目も白星。自力で優勝を掴んだ。2場所連続優勝。横綱昇進は満場一致で決まるだろう。前回の挑戦では「昇進させてもいいのでは」というくらいの成績を挙げながら見送られ、その後自信をなくし、体調を崩し...。しかし、結果的にそれらの苦労が白鵬を精神的に成長させた。

公私共におめでたいこと続き。千秋楽は家族も観戦に訪れるとのこと。

表彰式...たぶん笑顔でしょう。人前では泣かないと決めているようなので..

おめでとう。

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2007/05/25

白鵬・夢まであと一歩-大相撲夏場所2007・12日目

12日目。

横綱朝青龍が土俵の外に吹っ飛んだ。

完全に当たり負けである。あそこまで押し込まれてはどうしようもないだろう。

それにしても...千代大海。カド番になるといつも強いが、今場所はいつもにも増して元気に見える。毎場所こんななら横綱になれたろうに...。

ともあれ全勝を守った白鵬が、2位グループと星ふたつ差を広げた形となった。あの面々が13日目に全員負けるとは考えにくいが、可能性としては今日優勝が決まることもありえる。

白鵬、13日目の相手は琴光喜。むこうも来場所の大関獲りに向けてアピール材料が欲しいところ。死ぬ気でかかってくるのは間違いない。白鵬にしてもこの星を落とせば印象は悪くなる。大一番になりそうである。

おそらく、白鵬-横綱の対戦は14日目に変更されるのではないだろうか。横綱を倒して優勝ということであれば、誰も文句を言うまい。

残り3日。綱獲り、大関獲り、十両昇進...。それぞれの夢に向かっての大事な一戦を迎える。

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2007/05/24

白鵬・これはいけるか-大相撲夏場所2007・11日目

夏場所11日目。

結びは前日よもやの土が付いた横綱に、今場所体調が悪いにもかかわらずなぜか星的には絶好調の琴光喜。ただ、なぜか横綱には勝てていない...というか完全にカモにされている。今場所はどうか?..と思ったが、案の定な結果に終わってしまった。あっというまに後ろを取られなにもできないままに土俵の外へ。なんなんだろう?立会い前から精神的に負けている?苦手意識が強すぎるのか...。とりあえず横綱は踏みとどまった。

トップを逃げる白鵬。単独トップになったことで緊張するかと思いきや、かえって落ち着いたような取り口に見えた。安定感がある。なんとなくではあるが千秋楽の直接対決までこのままいけそうな気配である。

普天王、朝赤龍はついに一歩後退。それでもまだ十分に戦線に残っている。

十両は把瑠都がぶっちぎりで独走中。全勝こそ逃してはいるがさすがにこの位置であのパワーは規格外である。このまま14勝で優勝なら一気に幕に復帰となりそうである。

さて、注目の十両昇進争い。筆頭の境澤がついに勝ち越し。東筆頭で勝ち越しだからこれで昇進順位は一気に一番手である。二番手争いは西3枚目で6戦全勝の若麒麟が一歩リード。西2枚目の市原は大事な星を取りこぼしてしまい4勝2敗で3番手争いといったところ。西4枚目琴春日(5勝1敗)、東3枚目北太樹(4勝2敗)、西筆頭保志光(3勝3敗)、東2枚目高見藤(3勝3敗)あたりとの熾烈な争いになりそうである。幕下上位陣がこうも好調なのに十両からの転落は少なそう(現状だといいとこ2~3枠)である。

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2007/05/23

キタ~!安安コンビ-大相撲夏場所2007・10日目

夏場所10日目。

飛び交う座布団。憮然とした表情で土俵を降りる横綱。花道で座布団を蹴っ飛ばし、怒り狂った表情のまま通路のモニター前へ...。

生中継でこれらの表情が全国に流れました。悔しさと、おそらく自分自身への怒り..。

そう、横綱に土が付きました。よもや、大関戦を前に...。

殊勲の星を挙げたのは安美錦。うまく喰らい付いていったとしか言いようのない相撲でした。立会いから横綱はしまったと思ったのではないでしょうか。上半身が起きた状態でまわしを取られてしまった横綱。懸命に振りほどこうと下がりながら回りこむものの、安美錦は離されずついていき、横綱よもやの土である。

安馬のほうも琴欧洲を倒し、結びと結び前の二番連続で安安コンビ大活躍となった。二人揃ってのインタビュールーム。笑顔でしたね。

関脇安馬ここまで5勝5敗。役力士との対戦は全て終わり、残りは平幕対決だけ。なんとか勝ち越せそうである。安美錦も上位陣が好調なだけに苦戦している力士が多い前頭上位でただ一人7勝目をあげており、来場所の三役昇進の最有力である。

安安コンビの活躍、まだまだ続きそうである。

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2007/05/22

琴光喜・ここからが大事-大相撲夏場所2007・9日目

夏場所も9日目。

調子の良かった力士にもそろそろ土が付き始めている。

9日目を終わって、ついに全勝は横綱と横綱獲りの白鵬の二人だけになってしまった。とはいうものの1敗に5人、2敗も4人残っており、どうやら横綱の独走態勢にも二人だけのマッチレースにもなりそうにありません。大関陣や大関獲りの足がかりにしたい琴光喜も残っており、終盤が楽しみになりそうな体制になってきました。

さて、その琴光喜。ここまで8勝1敗。地位柄終盤は横綱大関戦が続きます。実力的には勝てないわけでもなく、課題はいつもの事ながら精神面でしょう。このまま勢いに乗って勝ちをものにするか、ひとつの敗戦からガタガタと崩れていくか..。もう年齢的にもそうチャンスは訪れないでしょう。先場所せっかく10勝挙げています。今場所もなんとか二桁に乗せ来場所の大関獲りに...。いや、今場所このあと全勝して優勝するようなことになれば一気に昇進...というのもまったくない話ではありません。前3場所で32勝・優勝つきなら十分議題に上るでしょう。

ただ、琴光喜が優勝なんてことになると、逆に白鵬の綱獲りが失敗ということになります。横綱その他が全員2敗以下となり、白鵬・琴光喜が1敗で決定戦なんてことにでもなれば双方昇進という目もないわけではありませんが、確率は低いでしょう。

さて、市原が勝ち越しました。これで十両昇進の候補には名乗りを上げたわけですが、今場所は十両下位が微妙な星勘定。おそらく空席は2~3くらいしかできなさそうな気配です。市原は2枚目で4勝1敗。3枚目の若麒麟が5戦全勝で現在のところ一番手、15枚目以上で全勝は一人だけ。1敗は上位に数人いますが市原より番付が下なので候補順位としては市原よりあとでしょう。もっとも4枚目の琴春日がこのあと勝ち続けて6勝にのせると候補に絡んできそうです。問題は市原より番付が上の3人のうち2人が3勝2敗。筆頭の境澤は勝ち越せば当確でしょう。市原は十両までの距離で行くと現在3番手といったところでしょうか。このあと星を伸ばせるかどうか、1勝の重みがたいへん重い展開です。

舛名大、負け越してしまいました。来場所までしっかり稽古をしてがんばりましょう。

今日は10日目。いよいよ大関同士の対決が始まります。

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2007/05/20

千代大海・勢い余って..-大相撲夏場所2007・7日目

夏場所7日目。

カド番千代大海が今場所は別人のように絶好調。6日目まで白星を並べ、それも内容的にも突き押しの本領発揮といった感じのいい状態である。7日目は豊ノ島が相手。けが人が相手ということで油断があったのか、千代大海が攻め込んでいたにもかかわらず、相手が苦し紛れに横へ逃げた途端、勢い余ってばったり....。おもわず苦笑い。内容が悪かったわけではないので大関陣の直接対決までは戦線に踏みとどまれそうである。大関在位記録もまだまだ伸びそうである。一安心...。

魁皇も危なげない..とは決していえないものの、いつもよりは状態がよく、ここまで全勝を守っている。対して、元気のないのが琴欧洲。1敗で戦線に残っているとはいえ内容は最悪。なりふりかまわぬ相撲で白星にしているが、とても大関相撲ではない。

さて、優勝そして綱を狙う白鵬はじつにいい。序盤足がついていかず相手を土俵外に押し出した瞬間に自分も前に落ちるなどということもあったが、徐々に調子がよくなり気迫も満々。いつもの綱とりに失敗したときとは違った雰囲気をかもし出している。今場所はいけそうな気がする。

当然それを阻む壁ということで、横綱も気迫は満々...なのだが、体調のほうはどうなのだろう..。もちろん今場所も強いし、勝ち続けてもいるのだが、今ひとつな気がしてならないのだが..切れというかなんというか..。

さて前半戦はいろいろと話題をふりまいてくれた。3日目まで関脇以上が全員勝ちっぱなし..70年以上ぶりだそうで(しかも昔と違い頭数も多い)珍しいには違いありません。その後土が付いた人間がいたものの、初日から6連勝が平幕含め7人、こちらはなんと史上初だそうである。普天王はひさびさに勝が混んでいる。出島もまだまだ忘れないでくれといったところか。

話題といえば露鵬...頼むから相撲内容で話題になって欲しい。ダーティーさというか、横綱の悪い面ばかり真似しているようで気になる。

十両昇進争いのほうは、市原はここまで3勝1敗。昇進争いの4~5番手につけている。境澤は2勝2敗。最低残りを2勝1敗でいかなければならない。きびしいかな?

序二段の舛名大..さすがに苦戦中。1勝3敗。先場所までは地力だけでもなんとか勝ってこれたが、番付がこのあたりまでくると、さすがに稽古なしでは勝てない。3月までは卒業優先、正式に部屋住まいを始めたのが4月なわけで、今場所はやむを得まい。

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2007/05/15

上位陣連勝スタート-大相撲夏場所2007・2日目

夏場所、2日目。

昨日の初日、注目の白鵬も無事白星発進となり迎えた2日目。

なんとも珍しいことに(本来珍しいようではいかんのだが..)上位陣は一人も取りこぼさず連勝スタートとなった。とはいえ、魁皇は防戦一方でかろうじて勝った(内容的には完敗)わけだし、琴欧洲にしたところで負けてもおかしくない内容だった。結果的に勝ったのだからいいのかもしれないが、途中で脱落していきそうな気がしてならない。カド番の千代大海が思いのほか元気そうなのは良かった。

注目している部分がもうひとつ、幕下の上位。境澤がよもやの黒星スタート。ライバルの市原は白星スタート。新十両争いの行方も注目です。

さらに下、序二段23枚目、舛名大。こちらも白星発進。6勝挙げれば三段目も見えるかといったところ。がんばれ。

さて、昨日は露鵬がまたなにやらやらかしたそうで、大事にはならなかったようですが..。まあ、あのタイミングでは...。行司の裁量次第といったタイミングに見えましたが、むずかしいところですね。立った以上は後から文句を言ったところでしょうがないですよね。

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2007/03/26

再び綱とりへ・白鵬-大相撲春場所2007・千秋楽

春場所千秋楽。

優勝争いが千秋楽まで続くとやはり盛り上がりますねぇ..。

本割では双方ともに勝ちあがり、メインイベントの優勝決定戦へ。

仕切りの段階からすでに神経戦が始まっているような、気迫満々の両力士。

立会い...あっという間の出来事であった。

はたきこみ、横綱は土俵に...。

白鵬に言わせると「とっさにでた..」とのことである。横綱も意表をつかれたことであろう。

「なんとしても勝ちたかった。」という気持ちが、身体を勝手に動かしたのであろう。

前回と違い、今回は横綱と堂々渡り合っての優勝。

夏場所は綱とり再アタックである。一度挫折を味わっただけに精神的にも強くなった白鵬。今度はかなり期待できるだろう。

嫁と綱、どちらも手に入れて今年は白鵬の年となるか。

三賞は大方の予想通り、栃煌山と豊真将であった。豊真将は来場所は小結昇進となるだろう。身体的に恵まれているだけに活躍を期待したい。

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2007/03/25

ついに並んだ-大相撲春場所2007・14日目

14日目。

ついに今場所も直接対決の日が来た。

白鵬-朝青龍。今場所は白鵬が星ひとつリードで迎え、今日勝てばその場で優勝が決まるという状況。

時間前も白鵬は気合十分、前日よりは落ち着いて見えた。

立会い、優勢なのはやはり白鵬。横綱を一気に押し込んでいく。土俵際、横綱の体が横を向く。あと一押しくらいで土俵を割る。一瞬体がはなれた。白鵬の体が勢い余って...。あと一歩、あと一押しできていれば優勝を決められただろう。体が離れなければ、後一歩踏み込めばという位置まで攻め込んだだけに惜しい。

まあ、終わったわけではない。二人並んで千秋楽。

白鵬は琴欧洲、横綱は千代大海が相手である。対戦成績だけ見るとどちらも勝って決定戦になりそうではあるが、千代大海は負け越しがかかっているため必死の土俵となるだろうし、白鵬の方がやや分がいいかもしれない。

栃煌山、よくがんばってきたが三役には力及ばず負けた。しかし新入幕でよくがんばってきている。千秋楽は勝ち越しのかかる高見盛との対戦。勝敗に関係なく敢闘賞といったところか。

豊真将は星を10勝に伸ばし千秋楽は勝ち越しのかかる小結時天空との対戦。豊真将が勝てば小結の枠を自力で手に入れることになるだろう。技能賞あたりももらえるのではないだろうか。

序二段の舛名大は5勝2敗で終了。序二段1場所通過はならなさそうである。

さあ、春場所も残り1日。夢をつかむのは...。

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2007/03/24

白鵬踏みとどまる-大相撲春場所2007・13日目

13日目。

先頭を行く白鵬は千代大海と対戦..だったのだが、みてからに緊張でがちがち。立会いがなかなか合わせられず、双方の待ったを含め延々と仕切りが続く。ようやく合わせて..というよりふわっと立ってしまった感じであったが、もうまわしを取るどころの騒ぎではなく防戦一方。押し込まれてこれは負けたかと思ったところで身体を一ひねり、千代大海は勢い余って土俵外へ...。白鵬、負けたはずの相撲で星を拾った。とにかく負けなかった。直接対決前に負けるわけにはいかないというプレッシャーもあったのだろう。今場所は横綱に追われる側、緊張するなというほうが無理な注文でもある。

さて、追う側の朝青龍は、やはりピリッとしない。地力の格が違うため勝ち続けているが、いつもの精彩はない。14日目の直接対決どうなるか?もちろん白鵬が勝てば、その場で優勝決定である。

優勝戦線にもう一人だけかろうじて残っている。新入幕の栃煌山。13日目は三役経験者の露鵬に破れ3敗に後退したものの、それでも大健闘といっていい。敢闘賞はもう手中にしたといってもいいだろう。14日目は現役の三役琴光喜が相手である。琴光喜のほうはいつもの悪い病気が顔を覗かせており、案外栃煌山にもめはあるかもしれない。

三役争いも目が話せない。今のところ落ちそうなのは琴奨菊だけなのだが、まだ8敗。上がる候補の星勘定によっては小結残留の目もないわけではない。

時天空もまだ7勝、残り二日が大事である。

上がる側は、候補が2名しかいない。一番近いのは筆頭の豊ノ島だが、まだ7勝。9勝まで伸ばせば決定だろうが、8勝だと微妙である。もちろん連敗すればお話にもならない。

もう一人は5枚目ですでに9勝を挙げている豊真将。今場所は琴欧洲・琴光喜にも勝っておりアピールは十分。11勝なら文句なし、10勝だと豊ノ島の星次第か。9勝のままだと微妙な争いになりそうである。いずれにせよ三賞のどれか(技能賞か?)はもらえそうな雰囲気ではある。

さて、弓取りの皇牙がこの日も破れ9敗目、来場所は幕下陥落なのだが、弓取りのほうも後進に譲る意向のようである。きれいな弓取りで好きだったのだが残念である。

幕下から新十両への期待がかかる市原と境澤、どちらも5勝2敗で場所を終えた。境澤は西2枚目市原は東4枚目である。通常であれば十両に上がれる成績ではある。しかし今回は筆頭の二人、東2枚目も勝ち越している。つまり候補者5名。全勝の保志光は17枚目なのでかろうじて候補外。十両から落ちてくるのは確定2名。増えてもあと1名がいいところだろう。となると優先順位的には、2なら筆頭の二人だけ。3なら境澤もといったところだろうか。市原までは回ってきそうにない。来場所がんばって地元名古屋での新十両を目指そう。

さらにずっと下、序二段62枚目舛名大。ここまで5勝1敗で14日目に最終戦。卒論などでろくに稽古もしていないなか、よくがんばっているとこれはほめていい成績だろう。来場所以降は心置きなく相撲に集中できるわけだし期待しよう。

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2007/03/23

栃煌山・驀進中-大相撲春場所2007・12日目

春場所12日目。

栃東が休場。どうも内臓系らしい。頭痛と血圧だそうである。せっかくカド番を脱出したところである。大事にならなければよいのだが。

12日目の注目の一番はトップを走る白鵬と好調の琴光喜の対戦。勝ったほうが昇進の足がかりを作れそうな重要な一番だったのだが、左四つの組み手になってしまい琴光喜は何もできずに終わってしまった。白鵬の落ち着きぶりだけが目立った感じだった。白鵬先頭を死守である。

追う横綱も難なく白星を挙げ1差で追走中。

もうひとつの注目の一番はこちらは絶好調というかがむしゃらにやっているというか..新入幕で旋風を起こしている栃煌山と、こちらも好調、新三役も夢ではない状況になりつつある豊真将の対戦。実力的には豊真将が勝つと思われたが、栃煌山の勢いが勝ったようである。壁として立ちはだかるはずだった豊真将は突破されてしまった。栃煌山、新入幕でここまで10勝2敗。横綱と並んで優勝戦線の2番手につけている。台風の目どころの騒ぎではない。13日目は好調とはいえない露鵬が相手。万が一勝ってしまった場合のことも考えると14日目の相手はおそらく琴光喜あたりで組まれるだろう。それも勝ってしまうようなことがあったら...。横綱と横綱候補と新入幕力士の巴戦などという場面もあながち可能性がないわけでもない。ここまで来たらいけるところまでいけといった感じである。

さて優勝戦線のほうはだいぶ淘汰が進み、トップから2差の3敗までのラインに残っているのは5人だけとなった。先頭は白鵬。1差で横綱と栃煌山。2差は黒海と玉乃島、どちらもこの先戦線に残れる可能性はそれほど大きくはないだろう。実質3人勝負といったところか。

13日目は三人の勝敗の行方、そして琴光喜-豊真将の対決あたりが楽しみである。

心配なのは魁皇が明日にも負け越しそうなことである。

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2007/03/21

勝ち越し・栃東-大相撲春場所2007・10日目

10日目。

栃東が勝ち越した。カド番脱出である。進退を懸けると公言して臨んだ今場所。とりあえず一安心である。こうした極度の緊張感が緩んだときは怪我が怖い。前に出続けてもらいたい。

逆に心配なのは魁皇。まだ5日もあるのにすでに6敗。1横綱2大関戦を残しておりかなり危ない状況である。体力的にはとうに引退していてもおかしくないような状態。気力と技術で持たせているようなものだが、さすがに若手が伸びてくるときついものがある。今年の九州まで戻れるだろうか...。

豊真将が琴欧洲を破った。今日は白鵬戦。単独トップの大関を引きずりおろすようなことがあれば三賞当確だと思うのだが、果たしてどうなるか。

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2007/03/19

さあ白鵬が先頭-大相撲春場所2007・9日目

大相撲春場所9日目。

ついに白鵬が先頭に立った。

昨日中日に全勝だった栃東に土がつき、今朝の段階では1~3敗の成績優秀者欄に17人が名を連ねるという混沌とした状態であった。

今日からは直接対決などで徐々に淘汰されていくことになる。

1敗同士の対戦、白鵬-栃東を制したことで、白鵬が単独トップ。といっても横綱との差はわずか1にすぎない。

2敗勢は6人。横綱、栃東、琴光喜。このあたりまでは優勝戦線の常連だが、豊真将、黒海..このあたりはこれから上位対決が組まれ早い時期に脱落しそうではある。そうなるともう一人の栃煌山はどうあっても上位とはあたらないであろうからぜひとも最後まで喰らいついていてもらいたいところではある。

3敗勢の中では若の里の復活がうれしい。今場所はだいぶ身体も良さそうである。また上位対戦が早くみたいところである。新鋭鶴竜、こちらも今場所は上位戦はないだろうから、どこまで星が伸びるか楽しみである。

明日の注目は、朝青龍-琴光喜の2敗対決..といきたいところだが、これはもう結果が見えているというか、カモにされているので面白みには欠ける。むしろ豊真将-琴欧洲がどうなるかが気になるところ。豊真将の力量がこれから当たる上位陣に通用するのであれば、今場所はおろか来場所以降も台風の目になるであろう。

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2007/03/18

新鋭対決は境澤-大相撲春場所2007・7日目

大相撲春場所7日目。

今日は上のことは置いておいて

幕下で組まれた新鋭対決。

次代を担うであろう二人「境澤」と「市原」

遠くない将来幕内を沸かすであろうが、今回の直接対決は境澤に軍配が上がった。

全勝通しでの対戦だったが、境澤が日大で一学年先輩だったという面子を保った形である。

さて幕下2枚目で勝ち越しを決めた境澤。よほど崩れない限り来場所は新十両であろう。所要7場所は歴代2位のスピード出世となる。

二人が切磋琢磨しながら上を目指す。期待の持てる力士たちである。

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2007/03/16

やっと安泰-大相撲春場所2007・5日目

大相撲春場所5日目。

横綱大関陣は安泰だった...などという記事を書かなければならないこと自体かなりな避けない話ではある。

栃東がいいですね。毎場所こんななら上も狙えただろうに、繰り返される怪我といいなんとも運がない。もう一花なんとか咲かせたいところです。

さて全勝はすでに栃東だけ。1敗も6人しかいないという混沌とした展開。

下手をすると優勝ラインは3敗が目安か?

最後までの争いになりそうという面では面白くなりそうだが、本音は全勝同士の決定戦とかが見たいところです。

舛名大ががんばっています。先場所の序の口デビューは優勝同点。序二段にあがった今場所はここまで3連勝。今場所も優勝戦線を狙っていこう。東海地区は関係する力士自体が少ないだけにがんばって欲しい。

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2007/03/15

予想外です-大相撲春場所2007・4日目

春場所4日目を終えて、なんと栃東がトップである。背水の陣というかなんというか、がんばっている。爆弾を抱えたままには違いないので、怪我をしないよう前に出る相撲を続けて欲しい。

逆に心配なのは魁皇。体力的に衰えがありありと見える。

横綱は、とても万全とは言いがたい内容だが、それでもなんとか持ち直しつつある感がある。序盤に二つビハインドになったことで、展開的にはかえって面白くなったような気はする。

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2007/03/12

連敗・朝青龍-大相撲春場所2007・2日目

春場所2日目。

なんといっていいやら...。

横綱朝青龍、連敗スタートである。

なんとも言いようが無い。

栃東、連勝スタート。

おいおい...。

横綱と星勘定が逆なんじゃ..と思ってしまう。

一番危ぶまれていたのが栃東だったのだが。

進退をかけて臨んでいるわけだしがんばってもらおう。

琴奨菊の腰が、相当思わしくないように見えたのは気のせいだろうか。

場所前に痛めたとは聞いていたが、全然力が入らなさそうであった。

がぶりができないとなると...今場所は大負けだろうか..。

今日のところは、とりあえず横綱を撃破した雅山を褒めておこう。案外優勝戦線に残ってくるかもしれない。

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春の嵐・いきなり横綱に土-大相撲春場所2007・初日

花の大阪、春場所初日。

規格外の暖冬で春の訪れが早かった(というか、冬があったかどうか..)はずだったが、今頃になって寒の戻りで2月のような気温。

それで体調を崩したというわけでもないのだろうが..。

いきなり初日は大波乱。3大関1横綱がバタバタと土。荒れる春場所とはよく言われるが、初日からこうなるとは..。

若手が伸びてきているとはいえ、今場所も朝青龍が軸と思われていただけに意外な展開となった。大関陣も危ながられていた栃東と魁皇が白星で、ほかの3人が土..。

優勝候補の面々はいきなり星ひとつビハインドでのスタートになった。早く立て直さないと上位陣つぶしあいの上、終わってみれば平幕優勝なんて目も...。

上位陣が追う立場なのも面白いが、あまりふがいなくても...。

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2007/01/21

がんばった豊ノ島-大相撲初場所2007・千秋楽

大相撲初場所も千秋楽。

優勝は昨日決まってしまったが、今日も注目の取り組みはいくつもあった。

カド番になるかの瀬戸際だった魁皇はなんとか勝ち越しで場所を終えた。栃東の調子がこんなでなければ立場はむしろ逆だったかもしれない。

注目といえば豊ノ島は三役陣で唯一勝ち越した琴光喜との対戦。豊ノ島が実にうまい相撲をとった。琴光喜が見事に肩透かしを食らって土俵に這った。技能・敢闘両賞受賞に花を添えるような一番だった。来場所は三役へのジャンプアップも期待されるが、朝赤龍とのバランスや前頭上位陣に勝ち越しが何名かいることを考えると、無理に張り出しを作ってまで小結に上げるという雰囲気ではないかもしれない。いずれにせよ、来場所は上位陣全員と顔をあわせる位置になることは間違いない。小兵力士の大暴れが見られることを期待しよう。

前半好調だった高見盛は結局負け越し。なんともムラが多い。

豊真将も期待されたが負け越し。こちらは良くがんばったほうだろう。この経験を活かして来場所以降の成長に期待したい。

十両は結局ラインが5敗まで下がって巴戦。豊響の優勝で幕を閉じた。十両力士の成績から観ると、来場所は幕内との入替は3、逆に幕下との入替も3~4といったところだろう。十文字、栃乃花あたりはいつもなら落ちるところを命拾いしそうである。

さらにもっと下では序の口で舛名大が優勝決定戦まで進んだが、こちらも上から落ちてきている経験者にはさすがにかなわなかった。

さあ、来場所こそは朝青龍をとめることができるか。白鵬の復活いかんにかかっているような気もするが、千秋楽まで優勝を争う展開になることを期待しよう。

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結局...-大相撲初場所2007・14日目

結局、横綱朝青龍が千秋楽を待たずに優勝を決めてしまいました。

場所前には稽古不足をささやかれ、調子も決して万全ではなかったはずなのに..。

立ち上がりこそ今ひとつな感じで入った初場所も徐々にエンジンがかかり始め、終わってみればまだまだ敵はいないといった状態でした。若手が伸びてきてはいるものの、毎回横綱を脅かすほどではなく、ベテランの役力士陣はすでに横綱と渡り合うだけの力量はありません。強い白鵬の復活を待つ以外に正直手がないかもしれません。

前半好調だった高見盛が14日目も負けて7勝7敗で千秋楽に臨む。最後の相手はこちらも伸びが著しい琴奨菊。高見盛..下手すると負け越すかも。

稀勢の里も7勝7敗で安馬と、旭天鵬も7勝7敗で雅山と..さしあたって三役入替戦の様相である。

そして、豊ノ島。14日目敗れたものの十分すぎるくらい今場所は大活躍だった。千秋楽は琴光喜が相手である。豊ノ島にしてみれば、これに勝って12勝に乗せれば三役の期待が出てくる。琴光喜にしてみれば、負けるようだと「今年も万年8勝どまり」の幸先悪いスタートになってしまう。楽しみな一番になりそうです。

大関の魁皇は、意地で琴欧洲に勝ち、星を5分に戻して千秋楽。栃東が相手なのでなんとか勝ち越せる芽も出てきた。が、栃東が最後の意地を見せるようだと来場所は二人そろって...。

さあ、優勝は決まってしまったが、いろいろと目の離せない千秋楽である。

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2007/01/20

来場所もカド番大関が..-大相撲初場所2007・13日目

初場所13日目。天覧相撲。

予想されたことだが、栃東が負け越した。魁皇も6勝7敗と後が無い状態で大関対決を二つ乗り切らなければならない。下手をすると来場所はまたカド番が二人...。

毎場所誰かがカド番というのもなんだかなぁという感じがする。

大関陣がぜんぜん優勝戦線に食い込めていない。

今場所にいたっては、その下の役力士も今ひとつ...。

若手が力をつけたといえば聞こえはいいが..ベテラン勢もそろそろ引き際を考えるべき時期に来たのかもしれない。

さて、豊ノ島は今日も元気に星を伸ばした。これで11勝。三賞は確定だろう。優勝戦線にただひとり最後まで絡んでいることから、おそらく技能・敢闘のふたつになるだろう。

前半好調だった高見盛は今日は勝ったものの、後半に入ってズタぼろで三賞どころか勝ち越しも微妙になってきた。

玉春日も後半はメロメロである。

玉乃島は星はまずまずだが上位と当たっていないし三賞といった感じではない。

結局三賞は豊ノ島だけになりそうな公算が大である。

さて、十両は今場所は4敗~5敗といったところまでボーダーが下がってきており、4敗2人・5敗6人という混戦で14日目を迎えることとなった。これは..決定戦までいくかもしれない。

幕下の注目、市原がなんと予想外の2敗目。いや、ほんとに予想外。

来場所は十両との入れ替え枠はおそらく3。つまり対戦相手は今場所とほぼ同じ。全勝の境澤も今場所が19枚目だから来場所も幕下上位。2場所での通過も微妙になってきた。

もうひとり、ある意味鳴り物入りで入門してきた力士「舛名大」。序の口30枚目でここまで5勝1敗。来場所は順調に序二段に駒を進めそうである。国立大出身力士の挑戦は始まったばかり。

さあ、あすは14日目。

ここはひとつ豊ノ島に踏ん張ってもらって、なんとか最後まで盛り上げてもらいたい。

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2007/01/18

さすがに今場所は勝てない・白鵬-大相撲初場所2006・11日目

初場所11日目。

結びは、横綱vs白鵬。

本来なら千秋楽で組まれるような顔合わせであり、また横綱に唯一対等に渡り合えるであろう力士が白鵬なのだが、さすがに今場所は怪我休場明けでまだまだ体調が万全には程遠いこともあり勝てなかった。なんとかカド番は抜けるであろうから来場所の復調に期待したい。

さて...栃東..やはり今場所は全休するべきだったのではないだろうか。結局負け越しで来場所はカド番ということになりそうである。全休しても結果は一緒だった。無理して出た分来場所が心配である。

しかし上位陣がふがいない...。

結局横綱の独走である。

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2007/01/16

市原に土-大相撲初場所2007・9日目

なんともう9日目である。

今年の相撲系の最初の記事になるわけですが、大相撲関連のファンの皆様、本年もよろしくお願いいたします。

さて、幕内ではなんとも精彩を欠いたふがいない相撲が散見されております。年の初めからこれでは先が思いやられるといったところでもあります。

中日で既に全勝が消え、5勝3敗のものたちが公式ページの成績優秀者に載るという体たらく...。9日目が終わってみれば、さらにずるずると脱落者が出て..なんのことはない横綱の単独トップ。調整遅れが心配されたが、悪いなりにそれでも他と比べればまだまだ力の差はある。

大関陣がなんともひどい。休場明けの白鵬はカド番は抜けれそうなのでまずまずとしても、場所前手術の栃東は全休するべきだったのではないだろうか。責任感から無理をして出てきているのだろうが、ぜんぜん踏ん張りが利いていない。正直見ていられない。今場所無理をしていることで治るものも治らない。悪循環である。

琴欧州も総見ではがんばっていたようで期待されたのだが、ふたを開けてみればこの体たらく。魁皇もがんばってはいるものの力の衰えはなんともしがたい。千代大海も然りである。

その下、雅山も衰えが眼に見えて目立つ。琴光喜はいつもの後半連敗癖がでて今場所も8勝どまりになりそうな雰囲気である。露鵬は今場所は今ひとつ星に結びつかない。稀勢の里は内容は良いが勝ち越せるかどうかぎりぎりといったところである。

上位陣がメロメロの中、高見盛ががんばっている。大勝ちした次の場所大負けというパターンが多いが、今回はなんとか持ちこたえられそうな雰囲気である。「玉&玉コンビ」も久しぶりの大活躍をここまで見せている。現在横綱と1差、8日目までは先頭を走っていたのだから大健闘をしているといっていい。

十両では...若の里が思わぬ苦戦を強いられている。怪我で十両下位まで落ちた先場所。さすがにあの位置では力の差を見せ付けた若の里が、今場所十両4枚目で4勝5敗と大苦戦。勝ち越しも微妙なところである。

今場所の注目はさらに下。アマチュア二冠の鳴り物入りで、史上初の幕下10枚目付け出しデビューをした市原である。体格などははなから十両力士並み。アマチュア二冠はだてではなく相撲もうまい。十枚目付けだしから史上初の1場所通過なるか..というのが話題であった。中日まで4連勝で勝ち越し、あと3つで...というところで9日目土がついてしまった。全勝の内規が満たせないため1場所通過は残念ながら夢と消えてしまった。しかしとんでもない大型新人が入ってきたのは確かである。下手すると今年の終わるころには幕に入っている可能性すらあるのである。楽しみな力士である。

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