カテゴリー「スポーツ-高校野球-2006」の33件の記事

2006/09/12

初志貫徹・進学へ-早実・斎藤

異様な雰囲気であった。一人の高校生の進路発表に群がるマスコミ。そしてそれを見守る日本中の人々。

ハンカチ王子なるニックネームまでついてしまった、早実の斎藤君。

「進学を希望します。」

やっぱり、そうだわな。

おそらく大多数の方がそう思ったのではないだろうか。

実際そのほうがいいだろうとも思うし...。

そりゃぁプロの世界で早く見たい気持ちはある。

しかし、斎藤君の人生を決めてしまう決断なのである。本人自身が早実になぜ入ったのかという初心に立ち返って進路を決めたこと。支持したいと思う。別に野球界からいなくなるわけではないのだから。

技術的レベルだけ見れば充分今でもプロでやっていけるだろうし、使い減りしない体力もプロ向きだろう。しかしまだまだ線は細く見えるし、4年後に評価が下がるとも思えない。文武両道を全うしてからでも遅くはないだろう。

しかしそれにしても、なんとも類まれなる実力とアイドル性を兼ね備えた選手。4年後はとんでもない争奪戦になりそうである。その前に大学野球がいままで関心を持たなかったような人々にまで注目を浴びるだろう。

野球界の人気復権にむけて、またとない機会である。

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2006/08/22

死闘は伝説へ、早実悲願の初優勝-高校野球・夏の甲子園2006

大会...16日目。決勝の再試合である。

早実の先発は、やはり当たり前のように斎藤君。駒苫も予想通り田中君はピンチになってからの登場のようである。連日の熱闘で疲れがないといえばウソになるだろうに、斎藤君の一言は「びっくりするほど体が軽い」...。驚異的なスタミナである。身体能力が高すぎるというか、使い減りしないというか...制球力も抜群であるし、まさに理想的な投手。

さて、1点を争う投手戦再び、と思われた試合がいきなり1回に動く。駒苫先発菊池君がいきなり二死一三塁のピンチからタイムリーを打たれ早実先制。早くも初回から田中君登場となる。誤算だったに違いない。この回は1点だけにとどまったものの、2回に今度は田中君が捕まり、一死二塁からの二塁打でまたもや1点を早実が挙げた。田中君の球威にいつもの切れがない。対する早実斎藤君は絶好調。140キロ台の速球でぐいぐいねじ伏せる。序盤の3回までに既に5奪三振!スコアは立ち上がりで2-0..よもやの展開となってきた。

駒苫は6回、三谷君のホームランで1点差。これでまたわからなくなるかと思ったその矢先。とられたれすぐに取り返す早実。6回裏に四球・二塁打などで1点取り返し再び2点差。7回にも死球・送りバント・ヒットでついに3点差。ゲームは決まったかに思えた。

しかし、やはり苫駒はただものではない。土壇場の9回、無死で出たランナーを置いて中沢君がツーランホームラン!これで1点差、まだ無死!...。俄然緊迫感を増す甲子園。打者は4番本間君。息詰まる一瞬。斎藤君力投。これだけ投げてまだ147キロという速球が繰り出される。まさに怪物。本間君三振!つづく岡川君はセカンドフライ。悲願の初優勝まであと一人。この注目のシーンで斎藤君に相対する打者は...最大のライバルでもある田中君。まるで仕組まれた演出のような、死闘の最後にふさわしい対決が用意された。

斎藤君渾身の球を投げる。田中君も圧倒されながらもファールで粘る。そして...バットが空を切った!

早実、悲願の初優勝!

第一回大会から出場している伝統校が88回の大会ではじめて優勝旗を手にした。

斎藤君が田中君を三振にとって、長い長い二日間24回、5時間33分にわたる死闘は幕を閉じた。この日も斎藤君は118球13奪三振の力投。初戦からあわせると、なんと948球を一人で投げぬいたのである。斎藤君今大会、7試合69イニングに登板、207のアウトを一人で投げぬいたのだ。奪三振は78、これは一大会の奪三振としては歴代2位の記録だそうである。度肝を抜いたのは斎藤君がまだまだぜんぜん投げられるとのコメントを残したことである。

数々の名勝負を残した今年の甲子園。打撃戦の傾向が強かったが、最後の最後で球史に残る息詰まる投手戦となった。何点リードしていても9回たった1イニングでひっくり返されるというゲームも幾度となくあった。記憶に残る大会になったのは間違いないだろう。

田中君はプロ入り希望のようである。斎藤君のほうは「これから考えます」とのことではあったが進学を希望しているようである。ただどちらも低迷するプロ野球界にとってのどから手が出るほどの逸材である。近い将来この二人の対決が別の舞台で見られるかもしれない。

さて、最後まで負けなかったのはたった1校だけ。大多数のチームは既に来年に向けての新体制のスタートをきっている。また熱い戦いが繰り広げられるだろう。

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2006/08/20

息詰まる投手戦、一歩も譲らず・駒苫・早実-高校野球・夏の甲子園2006

大会最終日...になるはずだった15日目。決勝戦はご存知のように引き分け再試合という結果になった。1点を争う投手戦になるだろうとは多くの人が予想したと思うが、再試合までもつれ込むとは思わなかったのではないだろうか。

駒苫は例によってエースの田中君はピンチになってから登板する作戦。早実は当然のように斎藤君の先発で始まった。

3回一死一二塁という場面で田中君登場。見事連続三振で切り抜け、本格的に投手戦の様相となる。田中君は高速スライダーを武器に、斎藤君は抜群のコントロールと投球術でお互い一歩も譲らない戦いとなった。

スコアボードは「0」の行進。早実はヒットは出るものの点につながらず、駒苫は塁に出ることすらままならない状態が続く。

試合が動いたのは8回。まずは駒苫。この日2本目のヒットはなんとホームラン!バックスクリーンへ一直線であった。駒苫が先制。下手をするとこの1点が決勝点になるのではと思われた。

ところがその裏の早実。一死後3番の桧垣君が2塁打、中継がもたつくと見るや一気に3塁まで進んだ。この好走塁がすぐに生きることとなる。4番後藤君の打球は、あとほんの数メートルであわやホームランかという特大の犠牲フライとなった。あっという間に同点。試合は振出しである。

11回の駒苫。無死から安打-死球-送りバントで絶好の勝ち越しのチャンスを迎える。打者は対決の張本人田中君。1点失えば敗色濃厚という絶体絶命の場面。敬遠で塁を埋める。一死満塁。勝負。スクイズ失敗!三塁走者飛び出してアウト!まだ二死。ヒット。二たび満塁。そしてライトフライ..三者残塁。斎藤君危機を乗り切る。駒苫としてみれば最大のチャンスを逃した形となった。

13回今度は早実。一死後、安打-送りバント-パスボールで二死三塁とサヨナラのチャンス。打者はよりにもよって3番の桧垣君。ワンバウンドするくらい落ちる田中君のスライダーだが、この場面で使うにはリスクが大きすぎる。さあ、どうする...。取った作戦は相手方と同様塁を埋めること。2者連続敬遠となった。さあ、二死満塁。先ほどと攻守入れ替わって同じような場面を乗り切らなければならなくなった。勝負!セカンドゴロ!早実、サヨナラならず!なんとも心臓に悪いゲームである。

結局お互いに塁へは出るものの点にならず、15回引き分けとなった。

両エースの投球はすさまじいものがあった。

田中君、165球、奪三振10、被安打7。

斎藤君、178球、奪三振16、被安打7。

まさに互角。がっぷり四つの息詰まる投手戦だった。

乱打戦の多かった今大会で、今日の投手戦はひときわ目立つ。

球史に残る名勝負となった。

明日再試合である。

正直、中1日あけて万全の状態でもう一度見たいくらいである。

おそらく明日も田中君は途中からロングリリーフ、斎藤君は当たり前に先発してくるだろう。

史上2校目の三連覇か、悲願の初優勝か。まもなく第二幕。

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大きな夢を掴むのは、どっち?!-高校野球・夏の甲子園2006

大会14日目。夏の甲子園も大詰め。準決勝の2試合が行われた。

第一試合は駒苫-智弁。駒苫はここまでエース田中君が、体調が思わしくなかったこともあり今ひとつの出来で、苦しい戦いをしながら神がかり的な逆転勝利で勝ち上がってきた。智弁は、こちらも大爆発の打線を最大の武器に、土壇場での大逆転を含む奇跡的な勝利を掴み勝ち残ってきた。もちろん両校とも優勝経験はある。

試合は、予想に反し乱打戦にはならず...というよりは、2回からリリーフした駒苫・田中君の投球が冴え渡る。鬼のような形相は、まるで別人。完全に智弁の気迫負け。打線は火を吹くことなく、7-4で駒苫が決勝へ駒を進めた。

第二試合は早実-鹿児島工。こちらは早実の貫録勝ち。初陣の鹿児島には荷が重かったかもしれない。5-0、3安打無四球13奪三振の完封試合であった。

さあ、今日は決勝。史上2校目の3連覇を狙う駒苫。悲願の初優勝を狙う早実。どちらもエースが絶好調になりつつあり、息詰まる投手戦になるかもしれない。

優勝旗はどちらの手に!

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2006/08/18

ベスト4出揃う-高校野球・夏の甲子園2006

大会13日目。準々決勝の残り2試合が行われた。

第一試合は早実が日大山形と1点を争う大接戦を演じ、結局8回の集中だが決めてとなり、5-2で早実が26年ぶりのベスト4進出である。早実、甲子園の超常連なのだが夏の優勝がなぜか1回もない。今年こそ悲願達成なるか。優勝旗まであと星二つである。

第二試合も1点を争う大接戦。序盤を終えて2-1で福知山だったのだが、鹿児島が7回に追いつき延長突入。3-2で勝利をおさめたのは鹿児島工であった。福知山も決して悪くなかったのだが、4回以降ランナーを得点圏まで進めながら無得点に抑え込まれたのが大きかった。

明日はいよいよ準決勝。第一試合は「逆転王」苫駒と「ミラクル」智弁。どちらも今大会、神がかり的な勝利をおさめてきている。おそらく乱打戦になるのではないだろうか。なにか起こりそうな組み合わせである。

第二試合は「悲願の初優勝を狙う」早実と「初陣の大旋風」鹿児島工。こちらは第一試合と逆に1点を争う投手戦になりそうな予感がする。

北海道-東京-近畿-九州と一校ずつが実にバランスよく勝ち残った。明日は2試合とも東西対決である。

夏の甲子園、最終盤である。

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打つわ打つわ!・智弁と帝京-高校野球・夏の甲子園2006

大会12日目。準々決勝の最初の2試合が行われた。

第一試合。駒苫-姫路。先制して試合を有利に進めたのは姫路のほうであった。前半を終えて4-0と駒苫はまたも苦しい展開の試合となった。しかし、駒苫は6回、4安打1四球を集中させ一気に同点に追いつき、続く7回にはついに逆転に成功。この1点を守りきり、前回に引き続きまたもや土壇場からの逆転勝利である。

第二試合。智弁-帝京。壮絶というか気迫というか...すごい試合になったことは間違いない。序盤から智弁の打線が爆発。前半終わって6-2。このまま智弁の勝利かと思われた。関心はむしろ智弁が何本ホームランを打つかということに移りつつあった。前半だけで既に3本のホームランを放っていたのである。7回智弁、4本目のホームランでさらに2点追加。誰の目にも勝負あったと映った。ところが...ここから思いもよらない展開となった。帝京は8回にホームランで2点を返し、そして9回...。だれがこんな展開になると想像しただろう。帝京の猛攻撃。打者11人、ホームラン含む7安打に死球。一挙8点を取り、試合を完全にひっくり返した。12-8、9回の大逆転。すごい集中打であった。呆然とする智弁側アルプス。智弁の夏が終わったと思えた。しかし、劇的なドラマはまだ続いたのである。9回裏、立場逆転で4点を追う側になってしまった智弁。普通なら悲愴な面持ちで打席に立ってもおかしくないのだが...ここまできて帝京投手陣が大乱調になる。制球が定まらずアウトが取れない。四球を連発する。四球-四球-本塁打で無死から3点。さらに四球-死球..外野フライ1本をはさんでタイムリーヒット。ついに同点である。さらに四球、そして...この回9人目の打者。四球押し出し...。死闘は満塁押し出しサヨナラという予想外の展開で幕を閉じた。13-12、両チームあわせ7本の本塁打を含む29安打の乱打戦。1試合7本塁打はもちろん新記録である。なんともよく打ったものである。内容的に締まった試合というわけでは決してないが、語り継がれる熱戦であったことは間違いないだろう。

駒苫と智弁、なにか神がかり的な勝ち上がり方をしてきた2チームが準決勝で対戦することになった。さて、今度はなにがおきるやら...。

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2006/08/16

大熱戦、投げぬいた渾身の200球・日大山形-高校野球・夏の甲子園2006

大会11日目。3回戦の残り4試合である。早実はどこまでいけるのか、山形県勢初のベスト8なるか、八重山-智弁、など注目の一日であった。

第二試合、日大山形-今治西のゲームは、おそらくここまで一番の手に汗握る大熱戦となった。立ち上がり1回表に今治が先制、裏に山形がホームランを含む5安打集中で4点をとり、あっさり逆転。3回までお互いに毎回安打毎回得点。すでに山形9安打6点、今治5安打3点と序盤から打撃戦の様相となった。5回にお互い1点ずつを追加。まさに取られたら取り返すという展開。そして7回の今治、2四球2ホームランなどで一挙4点を挙げ逆転に成功。山形の健闘もここまでかと思われた。しかし8回に追いつき再びがっぷり四つの展開となる。そして延長に突入。9回以降はがらりと変わって投手戦の様相となる。今治は積極的に走る作戦で掻き回すも点には結びつかず、運命の13回へ。積極的な走塁で押し気味に進める今治は、山形守備陣の乱れもあり2点を挙げ勝負あった。と思われたのだが...。13回裏、山形。無死から3連打とワイルドピッチで同点。さらに盗塁に四球。まさに土壇場。今治は敬遠で塁を埋め、ホームゲッツーにわずかな望みを懸ける。そしてこの回6人目の打者、秋場君の打球は大きく外野へ...。三塁タッチアップ、ボールが返ってくる、それた...。大熱戦は幕を閉じた。11-10、安打数は18-14。打撃戦を制したのは日大山形。学校としてはもちろん、山形県勢として初の夏の甲子園ベスト8である。山形県の野球の歴史を塗り替えた瞬間である。延長13回、3時間を越えた試合。山形のエース、阿部君は一人で投げぬいた。球数じつに200球!59人もの打者と戦ったのである。力投の一言で片付けるには惜しいくらいである。次に試合はあさって。ゆっくりとはいかないだろうが、しっかり休んでまた熱戦を見せてもらいたいものである。

さて、第一試合は早実が7-1で福井商を下した。安打数だけ見れば13-10と互角に見えるのだが、打線がつながらず10安打で1点しか取れなかったあたりが敗因だろう。

第三試合は八重山商工-智弁和歌山の注目の一戦だったのだが、思わぬ差が開き8-3で智弁が勝ちを収めた。序盤はむしろ八重山が押し気味に進めていたのだが、走塁ミスなどでチャンスを物に出来ず、10安打で8点と効率よく攻めた智弁に軍配が上がった。

第四試合は福知山成美が6-3で熊本工を破った。

準々決勝は明日、あさって。組み合わせは駒苫-姫路、帝京-智弁、早実-山形、鹿児島-福知山の順である。近畿が3校、東京2校、北海道、東北、九州という形になった。

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2006/08/15

一世一代の大博打・駒苫-高校野球・夏の甲子園2006

大会10日目。第一試合の駒苫-青森山田戦は大激戦となった。

駒苫の先発はエースの田中君ではなかった。初戦で不調だったことや、田中君の注目度が高すぎてチームの一体感が薄れつつあったことから、あえて先発を外したようである。ところが序盤で1-5と相手ペースになり、3回途中から3人目として田中君投入。しかし決して調子がよさそうには見えなかった。4回表を終わって1-7。もう開き直るしかないような展開である。ここからがすごかった。なんとか良くないなりに踏ん張る田中君。歯車のかみ合い始めた打線。猛追が始まる。とはいえ6点差はなかなか縮まらない。あとは9回裏を残すのみ。8-9。青森山田はここまでピンチになっても投手交代なし。あくまでも野田君に任せる体勢。最後の攻防。同点!そして...。39000の大観衆の前での2時間20分にわたる大激戦は劇的な幕を閉じた。10-9。圧倒的不利からの大逆転劇であった。まさにチーム一丸の勝利。まるで優勝したかのような大騒ぎであった。大博打はかなり危ない橋ではあったが、結果的には良い方向へ転んだようである。この勢いが続けば優勝も決して夢ではない。

第二試合は、5-2で東洋大姫路が桐生一を下した。

第三試合は接戦の末、帝京が5-4で福岡城東に勝った。

第四試合は9-3で鹿児島工が香川西を退けた。

ベスト8にまずは東西2校ずつが駒を進める形となった。

明日は早実が登場。八重山-智弁もおもしろそうである。

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2006/08/14

2回戦終了-高校野球・夏の甲子園2006

大会9日目。今日で2回戦が終了。ベスト16が出揃った。

第一試合は智弁和歌山が1回戦のときとはまるで別のチームのように動き、金沢を5-2で退けた。

第二試合は福知山成美のエース駒谷君が投打に大活躍。6安打を打たれるも無四球完封。ホームランも自ら放った。4-0で静岡商を退けた。これで東海勢は全滅である。

流れから行くと今日は近畿デイ!となるかと思われた第三試合。天理が先制、逃げ切りを図るが、7回に熊本工に追いつかれ9回に力尽きた。5-3で熊本の勝ちである。

さて3回戦に駒を進めれたのは、北海道・東北から3校、これはがんばっているといっていい。関東・東京からは同じく3校、今年は東京が両方とも残っている。東海・北信越は1校しか残れなかった。近畿は3校、大阪が早々に消えてしまったがまずまずといったところ。中国・四国は2校、中国勢の全滅を四国勢で持ちこたえているといったところ。そして九州勢は4校残った。注目の清峰は敗れてしまったが、話題の八重山商工はじめ大健闘である。

バランス的には東7校、西9校。なかなかいい感じではある。ベスト8を懸けた8試合。八重山-智弁の組み合わせはおもしろそうである。山形県勢初のベスト8なるかといったところも注目である。

熱い戦いもいよいよ終盤にかかろうとしている。

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風は吹かず・清峰-高校野球・夏の甲子園2006

大会8日目。春に続いての旋風を期待される清峰が登場。

しかし結果は6-7で敗戦。風を吹かすことは出来なかった。最終回の粘りに見るように、決して力の差が大きいわけでもなかったと思うのだが、春に見せたような機動力は不発だったように感じた。有迫君の投球も今ひとつ精彩を欠いていた。春に予想外に活躍したため注目を集めたことで、かえって調子を崩したのかもしれないとも思ったりする。それにしても逆に福井商のほうは、割と歯車がかみ合っていたように思う。次は早実との対戦。勝ち残って大穴となるか。

第二試合の東北対決は大方の予想に反して日大山形が仙台育英を6-3で破った。守りで勝った印象が強い一戦であった。次に勝てば山形県勢初のベスト8である。県全体の夢を背負って次戦に挑む。

第三試合、今治西-文星は12-3と予想外の大差となった。

そして第四試合、八重山登場。初戦の大嶺君の調子がイマイチだったためどうなるか心配されたのだが、内野手の金城君が投打に大活躍。投げては5回を1失点、ホームランは打つわ、ホームスチールはするわ...。完全に主役級の活躍であった。大嶺君は最後の2回をマウンドに立ち、6三振を取ったものの2点を失い、やはり今ひとつの印象はぬぐえなかったように思う。5-3で勝利はおさめたもののまだまだ修正しながらの大会となりそうである。松代は創立百年目の最初で最後の甲子園を後にする。来年は学校統合によりもうこの校名で出場することは二度とない。甲子園で見事1勝をあげ、校名を歴史に残した。次は新しくなった学校での出場を目指す。

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