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2005/12/13

樽見鉄道 ユキ臨奮闘中

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p>12月にはいって全国的に強い寒波が襲っており各地で異例とも言える気象状態が続いているが岐阜も例外ではない。山間部を中心に12月としては異例な積雪量を記録している。それも今回は飛騨よりも西濃中濃地区の山間部がひどいのである。前回の大雪では郡上で積雪があっというまに1メートルを超え、除雪が追いつかずに長良川鉄道が部分運休したりもした。その後小康状態が続いていたのだが今日になって再び大雪となった。岐阜では午前中から大雪警報も発令された。そんななか樽見鉄道を訪れてみた。

早朝よりJR東海道線は関が原付近を中心に雪や倒木などの影響で通勤の足を乱していた。そんな中樽見鉄道は奮闘を続けていた。未明のうちからユキ臨を走らせ除雪や安全確保など三セク会社の少ない人員の中を、ほぼ職員総出で運行確保に力を注いだ。公休だろうがお構いなしで、とにかく列車を走らせるんだという気構えがひしひしと感じられた。終点樽見の積雪は昨日の10cmから夜が明けてみれば60cmほどまで増えていた。それでも午前中のダイヤに大きな遅れは出なかった。あちこちで枝が列車に当たるくらいまでたわんでいるため安全のため比較的ゆっくり走らせているのだが遅れは5分程度に収まっていた。下りの貨物の時間がずれ込んだため(JR側の運行がダイヤの乱れで延着となったため17レのパターンに臨時に組み込んだため)本来の17レが15分遅れ出発となったりはしたが大きな混乱はなかった。

そして昼ごろからは山間部では雪の勢いが増した。職員は沿線各地で除雪等に奮闘しているがとても追いつくものではない。樽見では昼の1時間で積雪が10cm増えた。そして午後もまたユキ臨が奮闘することとなった。樽見でユキ臨が奮闘していた15時ごろには積雪は90cm近く、吹き溜まりなどでは1mを超えていたと思われる。ユキ臨をダイヤに割り込ませて集中的に除雪をした都合で一部の列車に20分程度の遅れが出た。目立った遅れなどはその程度しかなかった。

ラッセル車もない鉄道だが職員の方々をはじめとする努力で今日も無事にお客様を運び続けている。地域の足を守るためにできうる限りのことを最大限努力しているのである。

心配事といえば、この冬が終わった頃貨物の廃止に伴い客車も機関車もなくなってしまうことである。レールバスだけでは除雪もままならない。このままいくと来年の冬は除雪不能で運休ということが起こるかもしれない。なんとか1両だけでも機関車を残せないものだろうか。

(画像左から、樽見はこんな積雪15時30分ごろ、樽見で奮闘中のユキ臨、水鳥はホームの除雪まで手が廻らず腰まで埋まるほどの雪がホームに16時30ごろ)

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コメント

こんばんは
トラックバック、コメントありがとうございました。

貴重なレポート、画像拝見させていただきました。
樽見駅の雪はすごいですね。まさに豪雪。
機関車がなくなるのは非常に残念というだけでなく、雪対策にも困るんですね。

投稿: Doit | 2005/12/15 22:59

こんにちは。岐阜もひどいですか。
今度の雪は湿り気が多いせいか,倒木が多くて,それによる交通障害が多いです。
そういえば福井鉄道で,ロータリー式の除雪車が動いていました。いつのまに導入したんだろう?
2001年の大雪の時は,ラッセル車が軌道上で雪に埋まっていました。

投稿: Hyaru | 2005/12/15 21:26

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